自宅での大怪我から
まるまるひと月が経過し

長い長い入院が

ようやく明日終わる。


1ヶ月と2日。


カレンダーで見れば
たったそれだけなのに、


体感では季節ひとつ分くらい
長かった。


看護師として、

これまでたくさんの
患者さまを見てきた。


痛みがある人。

眠れない人。

不安で涙を流す人。

リハビリが進まず
落ち込む人。


そばにいたつもりだった。

理解していたつもりだった。


でも、
患者になることは

“知っている”とは
全然違った。



朝が来るのが怖い
日があった。

昨日できたことが、
今日はできない。

歩けたはずなのに、
痛みでまた立ち止まる。


リハビリ室まで向かう途中、
悔しくて涙が出た日もあった。



「順調ですね」
と言われても、

自分の身体だけ
置いていかれるような
感覚があった。


看護師だからこそ、

回復には波があることも
知っている。


それなのに、
患者になると不安になる真顔


このまま
歩けなかったらどうしよう。


仕事に戻れなかったら
どうしよう。


また美容ナースとして
現場に立てるんだろうか。


そんなことばかり考えていた。




だけど、

この入院生活で私は
何度も人の優しさに救われた。

忙しい合間を縫って
会いに来てくれる人。



毎日のように

メッセージをくれる人。


「返事はいらないよ」
と言いながら、

そっと気
にかけ続けてくれる人。

痛みで笑えない日に、

くだらない話をして
笑わせてくれる人。


そして、
どんな日も
“明日また来るね”
と言ってくれたけんちゃん。


人って、

ひとりでは
治れないんだなと思った。


技術や薬だけでは、
前を向けない日があるキョロキョロ


ほんの少しの声かけや
誰かのぬくもりに

 救われる夜がある。



美容医療も
きっと同じなんだと思う
キラキラ


美容医療は、

ただ外見を整えるだけ
のものじゃない。


自信を失った人が、
もう一度前を向くための医療
でもある。


だからこそ、
技術だけでは足りない。


安心感とか、
思いやりとか、
「あなたを大切に思っています」
が伝わること。


それがどれほど人を支えるのか

患者になって
私は痛いほど知った。


まだ痛みはあるし、
完全復活には程遠い。


歩くのだって、
まだゆっくりだ。


それでも。

明日、
私は退院する。


1ヶ月と2日。

長かった。

本当に長かった。


でもこの時間は、

きっとこれからの看護人生に
そして美容医療に向き合う自分に

大切な意味をくれた気がする。


支えてくださった皆さま、
本当にありがとうございましたキラキラ