11月のコミティアで小説同人誌「HeNoVe24」を発刊しましたよ。
JIMMY: こんばんは~。
夙川: こんばんはー。
JIMMY: いやあ、すっかり寒くなりましたね。
12月ですもんね。
夙川: さすがにそろそろ寒くなっても良い頃ですね。
しかしもう12月とは恐ろしいですね。
JIMMY: なんか何もしないうちに1年過ぎてる感じで怖いです。
でも小説同人誌HeNoVeは2冊、ジークアクス本も2冊作ったので今年は結構ギャンばったのではないでしょうか。
夙川: 毎回本が出てるのならすごいのではないですか。
振り返れば成果は出てるような気もします。
自分としては毎回同人誌即売会コミティア(年4回)に出てるだけでもよくやってると思いますね。
JIMMY: そしてなかなか良いものが出来ているのではないでしょうか。
この前のコミティアで「おもしろかった」という言葉をもらえたのもうれしかったですね。
夙川: ありがたいですね。
私も面白い本を読んだらなるべく本人に面白かったと云うようにしたいです。
JIMMY: 心がけたいですね。
で、今回はHeNoVe感想回でありますよ。
夙川: 松山さんからですね。
一気にエンジンがかかってきた感じで、ぐっと面白くなってきました。
JIMMY: まさかトンチキ運動会になるとはびっくりですね。
松山さんお得意のブン回しですよ。
夙川: ロリババアの新キャラも追加投入で抜かりないですね。
ここからどんどんいやらしくなっていくのでしょうか。目が離せない。
JIMMY: ロリババアは描きやすかったですね。
ババア成分は気にせずやりましたが。
次回はえろいのを描かなければいかんのでしょうなあ。
夙川: あんまりエロ過ぎるのも困るので、まあエロコメの範囲内でという感じでしょうか。
しかしいろいろなエロ競技が出てくることを期待しましょう。
JIMMY: 楽しみですね。
そして夙川さんですが、オムニバス形式で楽しかったですね。
夙川: 当初はわりとシリアス気味で考えていたのですけど、結局わりと普通になったかと思います。いつも通りみたいな感じでしょうか。
JIMMY: いろんな短編エピソードがある形式は夙川さんのマンガではよくありましたが、小説では初めてではないでしょうか。
夙川: そうでしたかね。
割とこういうのは書きやすいですね。
毎回1エピソードで連載形式みたいにしてもいいのかもしれないです。
JIMMY: どこから読んでもいいけど、通してみるとつながってるというのはいいですね。
しかし城ケ崎さんの絵は親和性が高い。
夙川: 念願の誰かに挿絵を描いてもらうがついに叶ったのは嬉しいですね。
しかもイメージ通りで素晴らしい。
ありがたいです。
JIMMY: 前後しますが、城ケ崎さんの小説、夙川さんが書いたみたいな雰囲気なんで、編集の時ちょっと混乱しましたよ。
夙川: けっこう作風というか文章の感じが似てるんですかね。
そしてJIMMYさんもおいもさんの絵によってぐっと解像度が上がった感じです。
JIMMY: これまでの話では、私が描いたカットではキャラを描いてなかったですからね。
あと2、3回くらいなので今後もお願いしようと思っています。
夙川: すごく雰囲気が良いですね。
今回作中ではほとんど出てこなかった内田さんですが次回が気になるヒキです。
JIMMY: もっと書きたかったのですが、時間の制約と、ここで引くのが一番いいかなと思いまして。
でもオシシ仮面並みにこの後の展開がノープランです。
夙川: 次回辺りでけっこう波乱があるのではとかいろいろ考えて期待しています。
JIMMY: もちろんなんとなく着地点は考えているのですが、そこまでの道のりですね問題は。
夙川: やっぱりハッピーエンドが良いなと思ってはいますけど、果たして。
城ヶ崎さんの作品はすごく良くまとまってて良かったですね。
JIMMY: ちょっと初々しい感じも含めてよかったですね。
しかしほんとに、コレ夙川さんの2作目と思う人いると思います。
夙川: なんでしょうねそれは。
内容的な部分なのか文章的なものなのか。
私からすると、自分にはこういう風には書けないなというところは結構ありますけど。
JIMMY: やはり百合っぽさが共通してるんだと思います。
あと城ケ崎さん、夙川さんの作風がめちゃめちゃ好きなんだと思います。
夙川: 奇しくもお互い仲良し女子学園物を書いてきたので、シンクロニシティと思いましたけど。
HeNoVeにはわりとよくありますね。
JIMMY: PNU(神薫)さんが「今回のHeNoVeは百合度が増した」と言ってましたわ。
夙川: だいぶ百合百合してますね。
男子比率低がとても低い。
JIMMY: 私の小説、それに抵抗してる感ありますね。
新田さんPNUさんもそうかしら。
今回のHeNoVe、後半はハードな展開になってますね。
夙川: 富永さんは今回でひとまず完結でしょうか。
謎が明かされたり謎なままの部分もあったりと、良かったです。
JIMMY: ちょうどいい湯加減なんですよね、謎の開示具合も、コメディとシリアスの比率も。
夙川: さすがに上手いですね。
そして妖怪みたいな存在が自分で自分のことをよく判らないっていうのは昔話とかで結構見ますね。
JIMMY: ちゃんと伝承を踏まえているんですよね。
退治の仕方もいろいろ文献に書いてあって、どれかは有効っていうのもしびれるところです。
夙川: 安易にいい話にしないところとか、そういうのもいいですね。
最後はちょっと別世界への広がりを感じさせたりして、続編もあれば良いなと思います。
JIMMY: 富永さんは博識な方なので、どんどんいろいろな知識を披露してほしいと思います。
そしてみんなのあこがれ新田さんですよ。
もう1行目から面白い。
夙川: これは本当にさすがですね。
そして、でたらめなようでいて内容自体はわりときちんとしているという。
JIMMY: きちんとしてますね。
お笑いや創作をする人、批評する人に対するアレコレもちゃんとしています。
でも面白い。
夙川: 赤毛のアンをきちんと踏襲していて、そのずらし具合とかが絶妙なんですよね。
要所要所に作者のつっこみとか説明が入るのも面白いです。
JIMMY: 今からでも世間に広まってほしい。
プロとかそうでないとか関係ないですけどね。
そういえばPNUさんも一応プロなんでした。
夙川: プロですね。
今回いよいよタイトルの意味が明らかになりました。
しかし展開はまだまだ予想がつきません。
JIMMY: PNUさんは小説でも、マンガでも先がどうなるかわからない話が好きなんですよ。
だから自分で書くときもそういう話を作りますよね。
夙川: そういうのはあこがれますね。
やるにはやはりそれなりの能力がないとできません。
JIMMY: あと2、3回で完結なのでどうなるか。
実は原稿は終わりまでもらってるのですが、私は読んでないのですよ。
私も読者の気分でいたいので。
夙川: 楽しみにしています。
しかし百合濃度が高くなったと云っても全体的な紙面の雰囲気はいつも通りという感じですかね。
JIMMY: 他の文芸同人誌がどんな感じかよく知らないんですが、結構ちゃんとしてると思いますよ。
そして他にない感じだと思います。
ハガキコーナーもあるし。
夙川: ハガキコーナーの体裁がだんだん整ってきたというか、カラーができてきた感じがしますね。
JIMMY: 見たいもの、欲しいものをアピールする場になってますね。
これはこれでいいと思います。
夙川: やっているうちに自然にできてくるこういう感じがいいんですよね。
JIMMY: 続けてきたからこその味ですね。
ハガキコーナーはPNUさんに「なんでこんな手間のかかることをするかなあ」と呆れられてたのですが、やっててよかった。
夙川: なんかそういうのがあるといいなというのは初期の頃から云ってたような気がしますけど、やっぱりあると良いですね。
余裕があればもっとおまけコーナーみたいなのもあるといいですけど、そこまでは無理ですかね。
JIMMY: テーマ決めて書くとかはまたやりたいですね。
あと小説でなくてコラムエッセイとかはあっても良さそうです。
三峯さんの都合がよければ依頼したいところです。
夙川: 私としては今回扉絵を描いてもらえたので良かったし、また他の事もできる範囲でやっていきましょう。
JIMMY: そうですね、またよろしくです。
夙川: 今日はこんなところでしょうか。
JIMMY: そうですね、ではまた。
夙川: それではー。
JIMMY: では~。
