クローゼットを整理していたら、母の手編みのセーターを見つけました。

 

母は編み物が得意で、子供の頃から手編みのセーターやカーディガン、帽子や手袋など、たくさん編んで着せてくれました。

 

洋裁も得意で、ワンピースやバッグを作ってくれました。

 

母自身は、たまに仕立て屋でスーツやワンピースを作ってもらっていました。

 

今時の人は信じられないだろうけど、昔は既製服が高かったのです。

 

布を買って自分で縫う方が安かった。

 

今の洋裁や編み物は完全に「趣味」です。

 

いつから、服が安くなったのか?

 

着た後にブラシを掛けるような手入れをしたり、破れたら繕って大事に着ることもなくなりました。

 

服の低価格化と共に、物を大事にする事、上質の物を知る事も失われましたね。

 

ワタシは高いけど、丁寧な服作りをするブランドを買い支えます。