既婚女性が扶養の範囲内で働こうとする理由は、結局これだと思っています。
「目先の数万円か遠い未来の1万円か、どちらを取るか?」
扶養を外れて社会保険料を負担すると、月に3〜4万円(収入による)徴収され、その分手取りが減ります。
3〜4万円は大きいですよね。。。
そんなに払っても老後に受け取る年金は大して増えない、それなら扶養内で働くわ、となるのはもっともです。
個人的にはどの程度働くかは、その人を取り巻く環境や本人の意思で決めるものなので、他人や、まして国にこうしろと指示される謂れは無いと思っています。
大きなお世話ですよね。
しかし、ワタシが会社員時代にヤクルトやお弁当の販売、清掃員の中高年の女性と、たまに世間話をした折に、ほぼ全員がこう言いました。
「こんなに長く働くなら、社会保険に入れる所にすれば良かった。」
働き始めた時は、「こんなに払っても年金なんか貰えるかわからないから、扶養内で良い。その分貯金する!」と思っても、実際は上手くいかなくて、長く働いているうちに考えが変わってくるようです。
お金は強い意志と、貯金ができるくらいの余裕が無ければ貯まりませんからね。
年金に関しては、色々とマイナス面を言う人が多いですが、自分が障害者になった時や配偶者が亡くなった時は、これほど頼りになるものは無いと思います。
セーフティネットとしては優秀です。
社会保険料をきちんと納め、必要な生命保険を掛ければ万が一のことがあっても十分でしょう。
ワタシが以前いた職場に、70代の属託で働いている男性にある日こう言われました。
「年金は掛けておいた方が良い、年とってからの1万円は大きいぞ。」
その時は「そうかもなぁ。」ぐらいにしか思っていませんでしたが、年をとった今、よーくわかります。
若い時と違い、年をとると働くのがしんどいのですよね。
定年を過ぎると、殆どの人は給料は下がります。
給料を増やすには、働く時間を増やすか、スキルを上げて高い給料を貰える所に就職するか、起業するか、ですが、どの道を選んでも老いているから気力、体力、能力が衰えているから、ほぼ無理。
殆どは思うように稼げないと思う。
そうなると、支給される年金の1万円の差がとても大きくなります。
1万円を使うのは一瞬だけど、稼ぐのは本当に大変です![]()
結局あんなにバカにしていた年金を、生活費のあてにしています、はっきり言ってダサいです。
年金支給の年齢になり、国民年金6〜7万円で「これじゃ足りない!生活できない!」と文句を言うのは間違っています。
そんなこと言うなら、最初から厚生年金に加入して、尚且つ民間の個人年金に加入すればいいのに(親から億単位の相続が見込まれる人は別)
皆、目先のお金に捉われているのですね。
それだけ余裕が無いのだろうけど。
働き方は人それぞれで、目先のお金も大事ですが、少し遠い未来も考えて働き方を決めた方が良いと思います。
