ドラマ「セクシー田中さん」終わってしまいましたね。
昼は地味なOLだけど夜はセクシーなダンサーは、篠原涼子さんのドラマでもありましたが、"セクシーなダンサー"が独り歩きせず、上手く物語のスパイスとなり、お決まりのハッピーエンドではなく、観る人の想像力におまかせの最後が今風だと感じます。
ドラマを見ないワタシも久しぶりに楽しく観ました。
※ここから先は、ベリーダンスを「趣味や自身の健康」のために踊っている人には全く当てはまらないので、無視してほしい。
主役の木南さんも未唯さんも、ベリーダンス上手で飽きずに見入ってしまうし、可愛く下手くそな、めるるちゃんも演技が上手いし魅力的
メアリージュンさんのベリーダンスの先生も似合っていて良かった。
彼女達ベリーダンスをドラマのために短期間でマスターしたのですよね?
なのに、雰囲気あるし踊れているし、見ていて飽きない、もっと見たいと思う。
短期間で練習した女優さんたちが、多くのTVの前のベリーダンスを知らない人達を惹きつけることができた。
何年も10年以上もベリーダンスをやっている人が、出来ていないのは何故でしょうね?
一言で言えば、踊る人に「魅力が無い」からです。
だから、いつまで経っても人気が出なくて、衰退する。
ワタシはドラマを観て確信しました。
踊りの技術は長くやっている人の方があって大事だけど、人を惹きつけるのは「その人にしか無い魅力」、"α"の部分が大きい。
"α"はわかりやすく言えば、「教養」かと。
踊りの練習は大事、だけど、世間一般の常識とマナーを身につけ、自立した人間になるのはもっと大事。
芸を通して学ぶことはたくさんあるのですよ。
趣味でやっているワタシでも色々と考えるのに、プロだのダンサーだの名乗っているなら尚更です。
一生が「修行」なのです。