『練習は裏切らない!』って言葉有りますよね?
確かに練習は裏切りません。
”練習”をすればの話です。
私はゴルフを教えてもらっているのですが、ゴルフのコーチは良く言います。
『この練習場で練習している人は居ないな~』
『練習場なのにね…』
って言います。
何故?
と聞くと、『練習なのにいい球打とうとしているよね?』
練習場でベストショットを出そうとしている。
とにかく気持ちのいい球が打ちたい。
練習だと思って練習場に行ったけど、ちょっと打てると打ちに行ってしまう。
ストレス解消
確かに私もレッスンに行かなければ上記の傾向が有ります。
で、私のゴルフコーチは非公認です。
レッスンプロとかゴルフのコーチは資格が有るのですが、私のコーチは持っていません。
なぜなら…
同級生だからです!(笑)
でもゴルフの腕は確かです。
コーチングスキルもあります。
でもゴルフを始めて5年近くほぼ自己流(雑誌やハウツーDVD等は見まくりました)で何も変わりませんでした!
週に2~3回は練習場に通っていましたが…
練習していたはずなんです。
上記の練習は裏切らないって…
自分では”練習”しているつもりでも、練習になっていないんです。
私の場合は、サーフィンを教えて、ゴルフは教わっています。
なので、ただテクニックだけを教えたら上手くなるという事が無いのは分かっています。
テクニックだけを知りたいなら、いくらでも世の中に溢れています。
そもそもこのブログを1から読んでいただければ、間違いなくテイクオフに悩む必要は無くなります。
実際に私のスクールの生徒さんもこのブログに書いてある内容を練習しているのですから。
ロングで押してくれるスクールに通っていて、ショートボードにしてパドリングもままならない状態から横に走るまで半年程度で到達します。
問題はテクニックじゃないんですよ。
私もゴルフのスイングの理論や理屈、練習の仕方からギアの知識まで色々と頭には入っています。
でも全然上手くなりませんでした!(今でも上手くは無いですが…)
少なくとも教えてもらうことで初心者脱出は早かったです。
もっと早く教えてもらえば!
って思いましたが…
私は何を教わったかというと、練習をする事を教わったんです。
やっている事ややろうとしている事は、数々のハウツー本やDVDで分かっている通りです。
その練習をどうやってやるのかを教わるんですね。
例えば、後ろにキャディバック(ゴルフクラブを入れるケース)を置いて。
構えたらキャディーバッグを見たまま打て!
目を離したらダメだ!
何球か打った時。
なんと空振り!
恥ずかしそうにする私を見てコーチが一言。
『なに?』
『いや、空振りしちゃった…』
そこでコーチが、
『だから?』
『まさかいい球を打とうとしている?』
『それだから上手くならないんだよ!』
確かに上手く打とうとしていたんですね。
練習をすれば上手く打てるようになるかと…
『いいか?』
『今この練習の目的はなんだ?』
『いい球を打つことか?』
ん?違うかも?
『ここは練習場だ!将来いい球を打つために今練習しに来たんだろ?』
『この練習の目的はなんだ?』
『その目的を果たすことが今日のゴールなんじゃないのか?』
確かにその日の目的は”スライス癖”(ゴルフの初心者典型的なミス)を直す為にキャディーバッグを見ながら打つことだったんです。
『練習するって決めたら、その練習項目のゴールにたどり着くために努力しないと練習じゃないんだよ!』
『今日は空振りするとか、打ちづらいとか何一つ関係ないんだよ?キャディーバッグを見続けって打つことだけがゴールだから。』
確かにその通りでした…
私もサーフィンでは、上手くなりたい一心で練習していましたね。
練習は嘘をつかないという言葉は本当です。
練習しているのに上手くならないという方は、練習していると自分に嘘をついてませんか?
このブログを読んでいただければ十分に上達可能です。
練習の仕方も色々書いています。
将来いっぱい乗れるように、乗らなくても出来る練習はいっぱいありますし、逆に乗らない様にする練習もあります。
私はいつも言っていますが、サーフィンは立てる立てないというスポーツでは無いんです。
いち早くライディングをして、波の上を走ってサーフィンの楽しさを味わってほしいんですよ。
そのために、漕がないテイクオフや、波を見続けてパドリングや、陸上のテイクオフ体操や数々の項目を書き綴って来ました。
一人で練習をするのが難しいと思う方はスクールに行くと良いです。
私のスクールでも良いのですが、良いコーチを見つけて、練習を見てもらうと良いです。
もう夏も目の前ですし、台風シーズンんも近づいています。
まだまだ遅くは無いですよ。
いつ始めても、練習は嘘つきません!