木村化は化学プラントの設計・製作・据付 工事・メンテナンスまでを一貫で行う総合エンジニアリング企業。省エネ技術に強く脱炭素に向けた環境対応ニーズを捉えるほか、核燃料の輸送容器や濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置なども展開しており、原子力発電関連としても注目度が高い。4~9月期業績は大型の工事進行基準案件が想定以上に進捗したことに加え、工程の見直しなどで原価率も改善し、期初計画を大きく上回って着地した。業績上振れに伴い、通期の経常利益を27億7000万円と減益予想だった前回の2倍近くに大幅上方修正。3期ぶりのピーク益更新を見込み、配当も従来予想比12円増の年30円(前期は25円)に積み増した。株価は急騰後に1000円近辺でもみ合うが、予想PER10倍近辺は過去の水準と比較しても割安感が強く上昇余力は十分にありそうだ。
株探ニュース(minkabu PRESS)