日付けが変わったが


九月九日は

菊の節句…(重陽の節句)

料理名人としては

栗御飯を作ってお祝いをしよう


と思ったが


親父の命日が近く

週末は野暮用で墓参りが

出来ないので

前倒しで墓参りに行って来た


先ずは

菩提寺に行く前に




ここで昼飯して腹ごしらえ



自家製手打ちの皮で包んだ餃子


夏季限定の自家製手打ち麺のは冷やし中華

マツコ・デラックスも絶賛した

冷やし中華は

冷やし中華

五目冷やし中華

馬賊冷やし中華

韓国冷やし中華

の四種類が有る

馬賊と韓国は辛いので…

辛いのは苦手だから

普段は

普通の冷やし中華を注文をするが

今日はブログ用に

奮発して五目冷やし中華を注文

ここは

兎に角手打ちの麺が

コシが有り美味い

冷やし中華の他

担々麺等の辛い系が人気が有るが

辛いのが苦手な俺は

普段はラーメンか

つけ麺を頼む

でも夏季は

冷やし中華を注文する人が

多かったなぁ!?

冷やし中華は

九月二十五日迄(多分)だから

それまでに食べておかないと

来年迄食べられないよ


墓参りの後は



いつもの

創業二百年以上の

老舗団子屋で




羽二重団子とお茶で一休み




明日…てか、今日九月十日は

中秋の名月だから

月見団子が飾ってある

と思ったら売り物だった




夜の帳が下りたら


都内の場末の更に場末の街ヘ




昭和の風情が漂う呑み屋街の




更に場末のスナックに


ご機嫌伺いに行ってみた




口開けに行ったから貸し切り状態




菊の節句だからと

菊の節句に呑むと


不良長寿……じゃなく


不老長寿の御利益が有る

菊の花弁が浮かぶ

菊酒一杯をサービス


こう言う

然りげ無い心尽くしが嬉しい



突き出しの肴は

もうすぐ旬も終わる

身がプリンプリンの

岩牡蠣



と鮪と鳥貝とヒラメの三点盛り


本来は月下独酌と

洒落て菊酒を呑みたかったが

場末のスナックのネオン下の独酌に

なってしまった

が、まぁ〜いいか…


と俺が手土産に持参した


羽二重団子の

漱石最中


最中と中の餡が別々に

なっていて

自分で餡を最中に挟んで作る

栗は店のママが

菊の節句だからと栗御飯の代わりに

甘栗を添えてくれたので

漱石最中とは関係無い


最中に餡を三個挟む




最中の上蓋を被せて出来上がり

餡の中は羽二重団子の餅が入っていて

さっぱりした餡で美味い

漱石最中は

羽二重団子の常連だった

夏目漱石から名前を取った

最中

吾輩は猫である

だから

猫のデザインの最中かな?

司馬遼太郎の「坂の上の雲」

にも出て来るこの店は

多くの明治の文豪や歌人が

通った店で

店の品書きに

子規セットて言うのが有り

やっぱ常連だった

正岡子規は毎日

羽二重団子で団子を肴に

日本酒を呑むのが日課だったらしい

当時正岡子規が呑んだ日本酒と

羽二重団子のセットも有る

まだ注文した事がないが

酒と団子ってなんか粋だよね

次回はその子規セットって

やつを試して見るか?





後は近くのたこ焼き屋で買った

たこ焼き

初めて買ったけど

中がトロトロで結構美味かったなぁ~


貸し切り状態だったので

久しぶりにマイクを握ってみた



武漢肺炎渦も有って



最近唄って無く


プロ級の歌が


俺の自慢の声もひび割れて

音程も上手く取れずに


つまり凄く音痴になっていて

唄っている自分が途中で嫌になる程の

酷い歌声だった

歌の練習を密かに始めないと

これじゃ

俺の甘い美声で女も口説けない…



と五曲程唄ったところで

お客さんが入って来たので

勘定して出た



〆のラーメンは

俺の中で三本指に入る

俺好みの美味いラーメン 

この街中華は

渋谷道玄坂百軒店の人気街中華・喜楽や

大井町の人気街中華・永楽の

本家筋に当たる店




でワンタン麺を食べて 

梯子をしないで

真面目に

真っ直ぐ家路に就いてブログを書いた…



さて

墓参りも出来て

菊酒も呑めた漢の今宵の子守唄は

明日…てか今夜は

中秋の名月だから

俺の百曲以上有る

十八番(オハコ)の中の一曲

桑名正博の「月のあかり」を

聴いて眠りに就こう…


本当は

俺の美声で唄った「月のあかり」を

動画に録って

皆に聴かせてやろう!と

思ったが



あまりにも

音痴で酷く

人様に聴かせるのは

烏滸がましいのでやめた


代わりに桑名正博に今夜は唄って貰う…





「月のあかり」

 

唄 桑名正博


歌詞 下田逸郎

作曲 桑名正博



灯りをつけるな 月の光が

やさしく お前をてらしているから

ふり向くな この俺を   

涙ぐんでいるから

長い旅になりそうだし  

さよならとは違うし

この街から 出てゆくだけだよ


お前のしぐさの ひとつひとつが

どれだけこの俺 救ってくれたか


うまく言えないよ

胸がつまっているから

わがままは 生まれつきさ

お前も 気づいてた

愛しているのさ 

はじめて言うけど


ふり向くな この俺を 

涙ぐんでいるから

長い旅になりそうだし 

さよならとは違うし


この街から 出てゆくだけだよ


この街出てゆくだけだよ
この街出てゆくだけだよ



明日の晩は

天気が良さそうだから

風流に月を愛でる事が出来るよ… 

多分だけど……


追記〜十五夜

十五夜を愛でてるかぃ?


俺は


月見団子を買う暇が無かったので


横浜のシウマイ弁当でお馴染みの


崎陽軒の月餅で



十五夜お月さんを愛でた

崎陽軒の月餅は

焼き芋(限定販売)、小豆、栗、宇治抹茶、

黒ゴマ

の五個入りのお値段は?



ペニンシュラホテル東京の月餅


一個分でもお釣りがくる

六百八十円だった



令和四年の十五夜



俺のスマホでは

これが限界だった






さて

中秋の名月…十五夜の子守唄は

たまには洋楽で

グレーン・ミラーオケストラの

ムーンライトセレナーデを

聴きながら月を愛でて眠りに就こうとするか…