この話は全てフィクションです。
私が入っているグルッポ『意味がわかると怖い話』に投稿した作品を、保存のためにブログにUPしてます。
登場する人物、建物、出来事等は、全て(でもないけど)空想上のものであり、現実には存在しません。多分。
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ある痩せた男が歩道をヨロヨロと歩いていた。
男は顔面蒼白で、目の下にはクッキリとクマが出来、その瞳は死んだ魚のように精気を失っていた。
そこに白い衣をまとった神様が現れ、男にこう訪ねた。
「おいお前、随分辛そうな顔をしておるな。どうしたんじゃ?
ワシは神じゃ。苦しゅうない、訳を話してみよ」
男「はい…、実は私の勤める会社はブラック企業でして、毎日朝から夜中まで怒鳴られながらコキ使われています。
帰宅出来るのは日付がとうに変わってからで、その頃にはもう飯を食べる気力も無く、
眠ってる妻と子供の顔を眺めたら、気絶するようにベッドに倒れ込むのですが、ほんのちょっと寝ただけですぐ朝が来てしまいます。
もう体力的にも限界で…死にそうな程辛いんです…」
神様「う~む、それは可哀想じゃのう…
よし!ではお前だけ1日を36時間与えよう。
12時間もあれば、ゆっくり飯を食って眠れるじゃろう?」
男「ほ、本当ですか?!
ゆっくり眠れるなんて何年ぶりだろう…
嬉しいなぁ~。
ありがとうございます!本当にありがとうございます!!」
男は何度も何度も神様に頭を下げた。
しばらくして、神様は男の様子を見に行ってみた。
健康的になって精気に溢れる男の顔を見てみたいと思ったからだ。
ところが、男は以前と変わらず目の下に濃いクマを作って、蒼白い顔でヨロヨロとしていた。
【解説】
神様は、夜ではなく昼間の時間を増やしてしまったので、就業時間が12時間も増えてしまった。
この話は全てフィクションです。
私が入っているグルッポ『意味がわかると怖い話』に投稿した作品を、保存のためにブログにUPしてます。
登場する人物、建物、出来事等は、全て(でもないけど)空想上のものであり、現実には存在しません。多分。
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ある男がビルの屋上の角で、下を見下ろして立っていた。
男は顔面蒼白で、目の下にはクッキリとクマが出来、その瞳は死んだ魚の目のように精気を失っていた。
そこに白い衣をまとった神様が現れ、男にこう訪ねた。
「おいお前、随分辛そうな顔をしておるな。
どうしたんじゃ?訳を話してみよ」
男「はい…、実は私の勤める会社はブラック企業でして、毎日朝から夜中まで怒鳴られながらコキ使われています。
体力的にも精神的にも辛くて、仕事を辞めようと妻に相談しても、小さな子供が3人もいるのに何を言ってるんだと…。
頑張ってその会社を続けるか、それが嫌なら死んだ方が保険金がおりるから死ねと言われました…。
勿論自殺しても私の生命保険は1割しか出ませんし、死ねと言われたから自殺する訳では無いのですが…
なんだか生きていたって、この先幸せなんかなんにも無いように思えてきて…、
生きる気力を失くしてこれから自殺するところです。」
神様「ふ~む、それは大変じゃのう。
よし、私が何とかしてしんぜよう!」
男「ほ、本当ですか…?
私の望みとしては、6時には必ず帰れて年収が…」
男がまだ話をしている途中だったが、そこへ突然低空飛行の飛行機が現れて、男の頭に接触して飛んでいった。
【解説】
神様は、残された家族に保険金が満額おりるように、何とかしてあげた。
この話は全てフィクションです。
私が入っているグルッポ『意味がわかると怖い話』に投稿した作品を、保存のためにブログにUPしてます。
登場する人物、建物、出来事等は、全て(でもないけど)空想上のものであり、現実には存在しません。多分。
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女子高生のグループが、GWに1泊の旅行へ出掛けた。
夕方、予約しているホテルに到着すると、グループの中の一人がこっそりフロントの案内係に声をかけた。
「あの…こんな事言うと変な人だと思われそうで本当は嫌なんですけど、
私たちの泊まる部屋、幽霊なんて出ませんよね!?
実は私、けっこう霊感強くて…、そういう部屋に泊まると気持ち悪くなっちゃうんです~。
だから、曰く付きの部屋とか本当に困るんですけど、この部屋は大丈夫ですか?」
するとフロントは業務的に
「かしこまりました。只今お調べ致しますので少々お待ちください。
あっ、こちらのお部屋は先月お祓いしてますので大丈夫かと思われます。」
と言った。
「あ~良かった!それを聞いて安心しました。ありがとうございます!」
女の子は軽やかに友達の輪の中へかけて行った。