右肩の
六華の印に
頬を寄せ
また恋しくて
吾が肩を抱く

                       2026.6.2 あかりの恋うた

 

 

吐息を

孕んで甘噛み
した耳朶と

肩口にふるえる

指先そが首に添ふ

 

                        2026.6.3 風華



「甘噛み」の言葉を受けて 返し歌

甘噛みの
六華の印の
肩口に
孕む想いに
やり場のなくて
                           2026.6.3 あかり
 

しばらくの間、肩口に薄く色が残ったことがありました。

消えていく雪のような。

色があったのに、雪のようなという表現は少し変かもしれません。

 

連城三紀彦氏の小説に「六華の印」というタイトルのものがあります。

 

 
(写真は八重のどくだみ  花言葉は白い追憶だとか)
 

 

連城三紀彦氏は、僧籍にあって、人の心の複雑さ、やるせなさを書いた作家さんであったかと思います

何が正しくて、何が正しくないのか

どんな想いが正しくて、どんな想いが正しくないのか、わからないまま。

 

あかりは連城三紀彦氏の書かれた作品が

やるせなくて、切なくて、とても好きです。