1928年3月15日未明
全国で数千人の反戦主義者を逮捕する大弾圧事件が起きました。
保釈された友人たちから過酷な拷問の話を聞いた小林多喜二は、事件を小説にし世間に国家の横暴を訴えました。
それが「1928年3月15日」という作品です。
 
翌年、オホーツク海で家畜の様にこき使われる労働者の実態を告発した『蟹工船』を発表しました。
この作品で彼は大財閥と帝国軍隊の癒着を強烈に告発したのです。
 
帝国軍隊を批判したことが不敬罪に問われ2つの作品は、発禁処分
 
1933年2月20日
特高警察の拷問によって虐殺されました。
【引用元】
 
過去には、言論の自由を奪われ言論弾圧があった時代がありました。
 
私達は、これまで自由に表現できているのも、憲法で保障されているから。
 
憲法21条
①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
②検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
 

ところが、自民党は、この憲法も変えようとしています。


 

自民党改憲草案では、オウム真理教のことを持ち出して憲法を変えようとしています。
法律でできることを憲法を変えるということはどういうことか、私たちは仕組みを知る必要があります。

 

こんな時だから、過去のこと、知ることは大切だと思いました。

小林多喜二の母・セキの物語
言論弾圧の犠牲になった小林多喜二の母(セキ)の生涯を描いた物語「母」
 
この物語を92歳の女優の河東けいさんがひとり語りの公演があるそうです。
 
私もチケット販売しようと預かる予定です。
是非!
 
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河東けい ひとり語り 母~多喜二の母~
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■日時■
2018年3月21日(水・祝)14:15開演(13:45開場)
 
■会場■
コープこうべ・生活文化センターホール2階ホール
(JR住吉駅から東へ徒歩5分)
 
■チケット■
一般1000円・大学生以下と障がい者500円
当日は、500円アップ
事前申し込み制・全席自由
 
■申し込み・問い合わせ■
ろっこう医療生協・本部
078-802-3424
 
 
 
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