ゴムの生産高を誇るのがマレーシアとか、年表とか、何で覚えなきゃいけないんだろうと社会を好きになれず、頑張らないと頭に入ってこなかった中学生時代。
高校の日本史の先生と出会って、日本史が好きになった。
神戸に来てから、在日の朝鮮のお友達と韓国籍のお友達ができて、その中で言われたのが
『日本人は歴史を知らない』
と。
その頃の私は、何となく、日本を悪く言われた気分になって、、、
でも、その時、調べてみようと動いてたら、知る事はできたはず。
今なら、とてもその言葉がよく分かる。
日本史の先生が言ってた。
教科書をそのまんま日本の歴史だと思ってはいけない。歴史は変わるんだ。と。
今ならその意味もよく分かる。
権力で土地を奪ってた時代があること、
明治政府がしてきたこと、
共産主義を恐れ、排除してきた時代があること、
弾圧してきたこと
今の政府は、愛国心という言葉を巧みに使うけど、本当に愛するなら、してきた事を無かった事にせず、きちんと受け止め、反省はし続けるべきだし、それが無ければ、同じ過ちをしてしまう。
愛国心って言うほど、人々を大事にしてるか、この大地を空気を大事にしているのか問いたい。
1960年に制作された
『武器なき斗い』
これが今、上映され始めてる。
こんな古い映画が。。
農民を弾圧し、治安維持法を使い、言論を封鎖し、権力を振りかざしていた時代に、怯まず、立ち向かった人々がいた。
治安維持法は解き放たれたのは、戦争で負けたから。
大日本帝国憲法から今の憲法に変わったのを元に戻したがってる人達がいる。
共謀罪法案をテロの為と言い続け、強行採決した今の政府。
あの時たたかった山本宣治さん。
1960年制作の映画が、上映されます。
今、観て欲しい映画です。
山宣と治安維持法
『武器なき斗い』上映会
2017年7月29日(土)・30日(日)
神戸映画資料館
JR新長田駅南側へ徒歩3分
http://kobe-eiga.net/program/2017/07/3171/