にっぽん丸乗船記1日目 | 18トリソミーの子供を育てる

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前日まで降っていた雨はあがり曇り。

 

乗下船地は神戸、乗船時間は17時半からなので16時までに現地に到着したい、それに合わせ家を10時半に出発した。

 

シエンタでの初の遠出。ガソリン車だが通勤で一般道でもメーターでは燃費がリッター18くらいになることもあるので高速でどの程度まで伸びるか楽しみにしていた。娘はいつもバギーに乗せた状態で車に乗っているけど、今日は荷物が多いのでシートに座り普段バギーを載せているスペースに荷物を積む。

 

時々休憩しながら15時過ぎには神戸着。燃費は一般道より伸びずリッター15キロ。3人乗って荷物満載でエンジンとミッションの特性が分からず結構レッドゾーン手前までエンジン回したからかも。高速乗ってのシエンタの感想は60~80キロくらいが一番快適で燃費が伸びる。100キロ巡行の高速は苦手ではないかと感じた。でも前に乗っていたポルテよりは当然燃費が良くて乗り心地良い。剛性感もあって前にレンタカーで乗った先代セレナよりフワフワしてなくて好き。良い買い物ができたと思う。

 

神戸入りし中突堤旅客ターミナルに到着し一部分にっぽん丸が見えて興奮。とりあえず荷物を降ろしたいけど中突堤旅客ターミナルはオリエンタルホテルとくっついていてどこで荷物を降ろせばよいのかわからなかった。外にいた係の人からは「中で降ろせます」と聞いたのに中の係の人は「ここではできません」と言う。何周か回って探してみたけど分からず、最終的に中の係の人に外の人に降ろせますと言われました、と伝えるとタクシーが来るので端っこならと言われ端によって荷物を降ろす。

 

娘と妻と荷物を降ろしてロビーに運んだあとは駐車場に移動。akippaというアプリで近くの5日間3400円で駐車できるハーバーパークというところを予約していたので一人で移動。久しぶりに来たモザイク周辺は外国人を含め人が多くマスクもしていない人が多かったし建物の形が地元と違いオシャレなので都会に来たと実感。

 

駐車場からターミナルに向かう途中モザイクの前くらいでにっぽん丸の全体が見えて一人で興奮。カメラはターミナルに置いてきたのでひとまずスマホで撮影。

 

ターミナルに戻ると16時回っていた。まだ時間があるので妻にモザイク前まで写真を撮りに行きたい、と伝えるが乗船の準備をするよう係の人が言っているからとのことで許可が出ず。しょうがないので近くで撮影。

 

乗船待ちの娘

 

7月の着岸予定

 

ターミナル2階にっぽん丸のお尻から

 

そうこうしているうちに乗船時間になった。周りを見るとオレみたいにキャリーワゴンに山盛り荷物を積んで運んでいる乗客は当然いない。娘は係の人が押してくれたのでオレは荷物に専念。これから5日過ごす部屋に到着。

 

カーテンの奥に見える丸窓は出窓になっていて奥行40センチ横100センチくらいあり物が置けて便利だった。ベッド下やクローゼットがあるので山盛りの荷物も部屋で過ごすのに邪魔にならないように片づけられた。

 

バギーがあると圧迫感が強い

 

夕食は17時半からの設定になっていたけど、この日は乗船手続きで時間がバラバラになるので準備できた人からレストランに行くよう言われていた。20時35分から避難訓練、21時出航なので荷物の整理もほどほどに2階にあるレストラン瑞穂に向かう。

 

この日のドレスコードはカジュアルで、初日で様子が分からないのでこの旅行のために楽天セールで購入したジャケットとズボン2本で5000円の上下とワイシャツを着用した。レストランに行くとチラホラと人はいたがジャケット着用の人はほとんどいなくて襟付きだけど柄シャツなど想像以上にカジュアルだった。お年寄りでクルーズ慣れている人ほど楽な服で、あまり多くはないけど若めの人の方が服装を気にしているようだった。

 

レストランは日本人が管理クラスで指示して実際に動いている人はフィリピン人だった。フィリピン人でも現場で指揮を執る人は日本語をしっかりしゃべられるようだったけれどあまり上手ではない人もチョコチョコいた。でもご飯食べるだけなので特に問題はないしフィリピン人なので本当に困ったことがあったら英語で話せばいいだけ。みんな明るくテキパキと動いてよく見ているし気持ちよく食事できる環境でそこらのホテルやレストランよりホスピタリティはずっと上だった。今はサービス業に就いているので一緒に働くのに何人か連れて帰りたいくらい。テーブルまでもしっかりバギーの通り道を確保しながら誘導してくれテーブルは広めの6人掛けの丸テーブルに案内してくれて端っこの人通りが少ないところだったので吸引するときも周りを気にしなくてよかった。

 

そして記念すべきにっぽん丸初ディナーのメニューはこれ。料理は食べることには興味あるけど写真に残すのは興味ないので妻に任せて撮っていない。

 

本日のおすすめワインはグラスで900円台からあった。別のドリンクメニューも見せてもらい他の酒類を含め飲み物は比較的安く感じた。とりあえず様子見で別メニューから一番安い660円のハウスワインの白を注文。辛口で香りはしっかりあるけど癖のないおいしいワインだった。このワインで満足してしまいクルーズ中ディナーの時は毎回このハウスワインを注文した。15年ほど前にニュージーランドの南島でワイナリー巡りをしたときにオタゴにあるワイナリーで世界一になったか表彰されたかの赤ワインを二口程度のテイスティングで20か30ドルくらいするのを試したことあるけど全然口に合わなかったことがある。ワインは値段じゃなくて飲む人の好みが一番影響されるから面白い。安くておいしいワインが飲めると最高に気分がいい。

 

料理は全体的に薄味ではないけれど塩味が薄く、しっかり取った出汁で味をつけて優しい味と感じた。

 

感覚的なものだけど、カレーでイメージするとインド人が料理長をしている船に乗ったとき出してくれたものはスパイスたっぷりでジャリジャリでひとつひとつスパイスが目立っていたけど全体としてはそれでもバランスが取れていて美味くてビックリした記憶があり一度食べたら大満足で、一方日本式のカレーは全体として協調性というか調和がとれていてスパイスが目立つことはないけれど美味くてしょっちゅう食べられる。

 

多分一度だけ行くレストランならもっと塩味を付けた方が印象に残るけど、何日も乗るにっぽん丸ならこれが良いのだと思う。魚が苦手な妻の皿まで食べて大満足。380人も乗っているのに盛り付けも綺麗で評判通り美味しいご飯でした。

 

ご飯の後は7階リドテラスへ。避難訓練が始まる20時35分のちょっと前までゆっくりした。リドテラスと言えば無料のゴディバのショコリキサー、そしてなんと生ビールも無料になっていたので注文し夕食後にも関わらずさらに無料のハンバーガーとチキンパニーニもいただく。

 

 

ハンバーガーはハンバーグが牛肉100%でちょっとパサパサ。豚肉混ぜたりソースを工夫したりすればもっとおいしくなると思うのにちょっと残念。パニーニもパンとチキンがパサパサで残念。それでもビールのあてには十分でおいしくいただく。ビールは多分アサヒスーパードライ、ショコリキサーみたいな高級品は食べ慣れていないのでおいしいチョコシェイクの認識でいただく。思っていたよりあっさりしていて毎食後いけるとおもった。

 

娘は外を見ていた。リドテラスはカウンター前は冷房聞いていて涼しいけれど窓周辺の席は冷房がなく室温が高かった。娘には不快だったかもしれないけどオレには暑くてビールもショコリキサーもおいしかった。

 

 

エレベーターが混むと大変なので20時20分くらいに4階の避難訓練の集合場所へ移動、時間になってライフジャケットの着用方法などの説明を受ける。

 

そして21時前より出航セレモニーが開始された。岸壁側では旗を振ったりにっぽん丸のバンドが演奏したりと盛り上がっていた。オレたちはモザイク側の夜景を見ながら気持ちの良い海風にあたり出航を眺める。

 

 

 

タグボートは一隻であまり押したり引いたりしていなかった。にっぽん丸くらいの大きさならスラスターもあるしタグは必要なさそう。多分安全のためタグを近くに配置しているくらいだと思う。

 

 

 

そのあと部屋に帰って娘をシャワーに入れる。狭いので大変。なんとかシャワーを終えて寝床を整えて汗だく。

 

そして妻がバスルームの狭い空間で酔ってしまう。瀬戸内海でも低気圧で船は結構揺れていた。出港前に酔い止め飲めば良かったのに興奮して忘れてた。オレも船の揺れには少し慣れているけど念のため、娘も旅行前主治医に処方してもらったのを飲む。

 

妻が酔い止め飲んで少し落ち着いたので、オレは3階の洗濯場へ着ていた服を持っていき洗濯機が回っている間に大浴場で風呂につかる。

 

それから2階瑞穂に移動し22時半からの夜食。メニューはないから不確かだけど1日目は豚汁、最中、メロン、マンゴーかパパイア、キウィ、お茶をいただいた。

 

3階に戻って洗濯物を乾燥機に入れ、部屋に帰って移動で4時間遅れの娘の注入を開始して洗濯物を取りに行って、荷物を片付けつつ翌日の予定を考えながら疲れて娘の隣で寝た。

 

翌日は鹿児島の錦江湾クルーズだけど天気が...