ELPの「トリロジー」 | 運の良い人・まる◎さんの感動日記

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今日はヒプノシス週間の最終回。ELPの「トリロジー」。



トリロジーとは三部作、
三位一体の意味。
三人寄れば文殊の知恵。
三本の矢。
組織的形態の最小単位といえるかもしれません。
才能ある人たちがお互いのポテンシャルを高める最強最小ユニット。
夢の実現をするには一人ではなく智慧の集積と爆発が必要なのかもしれません。
今日は創造の力、核融合の爆発力を贈りましょう。


☆ ☆ ☆

ボクの朝投稿は、基本は「アート」作品の魅力を伝えながら、
その作品からヒントを得て感じたメッセージを発する、
というのが基本スタイル。

一週間ごとにテーマをもって様々な切り口から話題を提供していますが、
今週は日本ではあまり知る人もいないであろう「ヒプノシス」というアーティスト集団を紹介してきました。
ヒプノシスは主にロックを中心とした音楽アルバムジャケットデザインを手がけるアーティストです。あくまでも「ヒプノシス」を紹介するのが中心だったのですが、それにからむミュージシャンの話をしないわけにはいかないので、音楽話もしました。

で、いざ音楽の話をしたら、ボクの中で火がついちゃって止まらなくなり(笑)、
毎日長い長い文章を書きつらねることに。。。

facebookは、長い文章を発表するのには向いていないので、長い文章はブログで発表せよ、というセオリーじみたものがあるのですが、熱いパトスが暴走しだして無視 !! (笑)
元々音楽大好き人間のボクなので、スイッチ入っちゃったんですねぇ。

でも、このスタイルは今日で最終回です。
なにせ、この原稿書くのに毎日1時間から2時間もかかってるので。。
しかも、ほんとに読んでもらって喜んでもらってるのか??
自分ヨガリじゃないのか?? という葛藤もあるので、今日でいったん終了です。

(やめないでーー!! という声を、実は期待してます・笑)

☆ ☆ ☆

その最終回に選んだのは「ELP」こと「エマーソン、レイク&パーマー」というアーティストバンドです。
何を隠そう(かくさなくてもいいが)、このバンドこそが、ボクを虜にした導入のバンドだったのです。
当時中学生のボクが生まれてはじめて手に入れたアルバムが「ELP」の「展覧会の絵」。
プログレッシブロックの名盤ですが、中坊の小僧が聴いて理解するには難解ヘビーすぎるもの。
おじいちゃん自慢のステレオにヘッドホンをつけて毎日何時間もこのアルバムを聴いていたのです。聞いても聴いてもどこがいいんだかまるでわからない音楽を、ただひたすら聞き続けたら、やがてその素晴らしさがわかるようになり、中学生ながらにプログレ街道にまっしぐらに進むのでした。
元々、哲学とか超能力とかアートとか好きな、ませた子供でした。そもそもコナン・ドイルやアーサー・C・クラークを小学生の時から読んでたガキですから。その素養があってか(?)難解なプログレはどんぴしゃにはまったのです。
そんな経験があるので、のちに大人になった少年は、世界最強と呼ばれるプログレトランペッターであり、過激ミュージシャンのマネージャーをすることになり、ルナシー(のちにXジャパン)のSUGIZOなんかとも一緒に仕事をすることになっていくのでありました。。。
この話は、またいつか。。

☆ ☆ ☆

この「トリロジー」というジャケットのデザインは、バンド3人の横顔が絵で描かれていますが、上半身裸のためにフランスのホモ雑誌で取り上げられて、この3人はホモだと噂されたこともあったらしいです。
後に登場するクイーンのフレディ・マーキュリィは本当にホモだったから、もしかしたら・・??という妄想も膨らみますね。
ちなみに、当初はサルバドール・ダリに描いてもらいたいと依頼をしたそうですが描くために要求されたコストが合わず断念したそう。ダリが描くELPなんて、妄想が膨らみますよねぇ。ダリさま、お金のことなんて言ってないでマジ描いて欲しかったっす !!

☆ ☆ ☆

知らない人のために解説をしますと、この3人編成のバンドはほとんどあり得ない奇跡のユニットで、メインがキーボード、脇にベースとヴォーカル、そしてドラムという極少数編成。それなのにめちゃめちゃ重厚感のあるサウンドを創り出すという神業集団だったのです。だって、今から40年も前のことだよ。まだシンセサイザーが出はじめた頃にたった3人で、ギターも使わず、この音を生み出すって、ありえないです。マジでありえないっす。おそらくこんな偉業を成し遂げたのは世界の音楽史上でELPだけじゃなかろうか??
今じゃサウンドの主旋律はギターが当たり前なのに、メインがオルガン、シンセサイザーだからね。凄すぎます。今、聴いてもまったく古臭くない斬新なサウンドです。



1970年、キーボード奏者なのに映画俳優やサッカー選手のようなスーパースター扱いされていたキース・エマーソンは、ライブではオルガンに乗って鍵盤にナイフを突き立てるわ、楽器ひっくり返して下敷きになるわ、ジミ・ヘンドリックスより過激だったんですよ。ただの荒れ狂うパフォーマンスだけじゃなく、とにかく楽曲の才能も神がかってましたしね。
ファッションも一人だけ宇宙服みたいなの着たりしてルックスもかっこよかったし。



あまりにも語ることが多すぎるのですが、例えば「エイリアン」のクリエイティブで有名なギーガーが世に出たのはELPのジャケットの絵を描いた方が先でした。このジャケットはシェアした人に見せますね。


☆ ☆ ☆


またしても長くなっちゃったなぁ。でも、お決まりなので、
荒木飛呂彦先生コーナーで締めます(笑)

ジョジョにELPは、出ているのか?? ストレートには出てこないんだけど、
実にマニアックな形で登場します。
第一話の、ツェペリを殺してしまう魔人(屍生人)「タルカス」。
このキャラ名が、ELPの有名曲のタイトルから引用されたものなんです。
ここで、いみじくも、レッド・ツェッペリンとELPがつながります。

あ、ついでに言っておくと、ピンクフロイドの名曲「エコーズ」も登場しますし、イエスの「ラウンドアバウト」も登場します。
つまりつまり、荒木飛呂彦先生の作品には、ロックの歴史上重要なアーティストや楽曲のほとんどが登場するってことなんですよ。
ヒプノシス特集は今週で終わりますが、いつか荒木飛呂彦と音楽特集をやらなくっちゃなんないな !!
またしても、睡眠不足になりそうですが。。。

あ、そうそう。
この投稿読んでくれているかもしれない人にお願いです !!
面白かったとか、つまんねーとか!! 、そんなの知っとるわい ! とか、
こんな話も聞きた~い !! とか、あったら、コメントしてね。
ちなみに、日本神話スーパースター列伝もそのうちに書こうと思っています。
では、またねぇ !!
~ヾ(❀╹◡╹)ノ゙❀~~~