もうすぐ震災から一年 | 運の良い人・まる◎さんの感動日記

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久しぶりにこちらのブログを更新します。

今、ボクは福島県にいます。
朝から大雪になりました。



ボクは昨年3月11日は仙台にいました。
前日にボクが主催するセミナーが仙台で行われていたからです。
3月11日の午後に東京に帰りついた時に地震が起きました。
ボク自身は間一髪大地震の被害をまぬがれましたが
この大地震は人ごとではありませんでした。
昨日ボクの講演を聞いてくださった人たちは大丈夫だろうか?
仙台に住む友人たちの安否は?
そして、何よりもボク自身は高校まで気仙沼で育っていたのですから
三陸一帯の津波の被害はとても気になりました。


すぐにその日のうちに電話やメールで支援物資を送る手配をしました。
そして
3月27日から、津波でもっとも壊滅的打撃を受けた南三陸町に入りました。
それは、今日の様な大雪でした。

南三陸の避難所のメイン会場でもあるベイサイドアリーナには、1000人近くの避難者の方たちがおり、文字通り地獄の様な状況でした。
ボランティア作業をするアリーナ内の気温は零度です。
その寒さに震える中で、支援物資の仕分けをし、被災者の方たちに配りました。


それから、ボクは約半年にわたり、南三陸を中心の拠点として復興支援のボランティアを続けたのです。


あれから一年。
東北に縁のない方々はぴんとこないでしょうが、いまだに東北の震災地は復興をしていません。
まだまだ何もなくなった空爆の跡地の用な場所で多くの人たちが生活をしているのです。
今日の様な雪の日には、凍えている人がたくさんいるはずです。
同じ、日本人の普通の人たちがですよ。


今、災害から一年が経とうとしていますが、東北に縁のない人たちの中では
どんどん関心か薄れています。
記憶が薄れていくのです。

テレビや新聞、雑誌などでの報道はどんどん少なくなっていくために、縁が薄い人にとっては
もう災害地は大丈夫なんだろうな、とかってに思ってしまいます。

けれども、現実はまったく異なります。
震災地に直接訪れれば判りますが、未だに破壊しつくされた街はほとんどといっていいほど復興されて
いません。
瓦礫は方々に散らばっているものを寄せ集めていますが、瓦礫の山がいたるところにあるのです。


人は、どんな時が一番苦しく辛いのか。
それは、忘れ去られたり無視されることなのです。
震災地で生活している人たちは、厳しい環境の中で現実と向き合いわずかな一歩だけど、一歩一歩進んでいます。その現実を見て欲しい。そして、その気持ちに寄り添って欲しい。
そう想います。


人生冒険企画塾 郷右近丸彦の感動日記



ボクは、今年の3月11日は気仙沼の儀式に参列します。
昨年は南三陸を中心に活動しましたが、今年は気仙沼の儀式にいます。
気仙沼で小学校の時からの親友の381くんが、タイの大使館をつなげてくれて、タイのお坊さんが多数、復校の祈りを捧げに気仙沼に集結するのです。その数、お坊さんや大使館関係者等で、100人を越えるそうです。

日本がこの未曾有宇の惨劇の中から立ち上がろうとしている姿を世界中の人が見守っている。
世界中から手を差し延べてくれている。

その重みを一緒に感じましょう。

写真は東北震災後、すっかり気仙沼の新名物になった
岩井崎の昇り龍 です。