こんな話を聞いた。
小学生の男の子が、5000円札を義援金の箱に入れようとしている。
でも、手がふるえて5000円札を手放せない。
ぶるぶる震えて、泣いている。
たくさんの涙が流れている。
隣にいるお母さんが、ほんとうにいいの?
と声をかける。
男の子は、うなずきながらも、手を離せない。
男の子は鼻水を流しながら言う。
だって、このお金が、困っている人の助けになるんでしょう?
勇気をふるって、手を離した
5000円札が、義援金の箱に入って行った。
このお金は、その子が一生懸命お小遣いを節約して貯めていたお金だった。
何ヶ月もかけて貯めた
とても欲しいゲームソフトを買うための貴重なお金だったのだ。
お金の価値とは、何だ??
孫さんの100億円は凄いよ。
でも、この子の5000円とどっちが尊いの??
答えは、どっちが上でも下でもない。
むしろ、この子の涙を込めたお金の方が重いかもしれない。
だから、義援金という名前の元に、おかしなことに使われるお金の行方は
ゆるせない。
きちんと
想いを届けようよ。
そのためのことをやる。
俺は、俺ができる、想いを伝えることをする。
お金を預かったなら、きちんと無駄にしないで、届けることをする。
笑顔プロジェクト。
やるぜ。