東北震災を支援するためのシンポジウム | 運の良い人・まる◎さんの感動日記

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運がよくなる 願いが叶う 金運が良くなる ダイエット 成幸になる方法 神社巡り 郷右近丸彦

今朝、深夜バスに乗って神戸に入りました。


神戸には、社会貢献共同体ユナイテッド・アースの本拠地があり、その本部で
復興支援のためのセミナーが開かれたのです。



セミナーは全部で三部構成になっているおり、第一部のゲストとしてボクが
スピーカーとしてお話をさせていただいたのです。



人生冒険企画塾 郷右近丸彦の感動日記



以下、その案内文です。


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■第一部 

『現地の報告と現状の問題点と私たちに何ができるのか?』
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前半では、現地で実際にボランティア活動をされ、
NHK東北の取材に答えてこられた郷右近さんから
現地の写真や映像を参考にしながら、
今現地では何が起こっているのか?

をリアルな話をきかせてもらいます。


そして、現状の震災での問題点は何があり、
どんな協力を私たちが出来るのか?という点を話していただきます。


その後、現在 ユナイテッドアース チーム絆の
神戸本部でプロジェクトリーダーとして活動している
ピース小堀から、チーム絆の考えている支援のビジョンや
具体的今後の活動予定について報告させていただきます。

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■第二部

『震災に向けて私たち一人ひとりが出来ることは何か?』
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第二部はグループに分かれ、
チームごとに大震災に向けて私たち一人ひとりが今出来ることは何か?
を考えるワークショップを開催します。


その後、具体的にグループごとに発表を終えた後、
実際に具体的に行動するために、
出てきたアイデアの元、一番自分が貢献したい形を選んでいただき、

・いつ
・誰が
・どのように
・何をするのか?

を明確化するところまでしていきます。


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■第三部 懇親会
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このような大震災に向けて何かやりたい!という
高き志を持った行動できる人々での横のつながりを
深めるためみんなでの交流をしたいと想います。


■詳細
・日程 4月3日
・時間 
受付開始    13時
セミナースタート13時15分
第一部終了   14時45分
休憩      15分
第二部     15時~17時
第三部     17時~18時




たっぷり半日をかけてのセミナー、シンポジウムでしたが、とても意義深いものでした。


この未曾有の大惨事を嘆き、何か役に立ちたいと思っている人はたくさんいるのですが、
何をしたらよいのかかがわからない人もたくさんいるのです。

そういう人たちに集まっていただいて、正しい情報を共有してもらい、助け合いをしましょう。
具体的なアクションをしましょう、ということをみんなで考え、一人一人の思いを固めて
いただきました。




では、ユナイテッド・アースは何をしているのか?
ということをかいつまんで解説しますね。

ユナイテッド・アースの核になっているのは、神戸ハーモニーアイズ協会というNPO組織で
この組織は、2005年の神戸大震災の時に復興を目的として立ちあがった組織なのです。
そのために、ものすごくたくさんのノウハウや人脈を持っている。

そのノウハウと人脈を活かして、短期的に何をすればいいのか?長期的に何をすればいいのか?
というシステムづくりをしています。


例えば、今は支援をしたいというムードが日本全国で盛り上がっているけれど、実はこの
ムーブメントはもって半年だとボクらは思っているのです。
神戸の震災では、3ヶ月しか持たなかった。
実際には、復興するために15年もかかっている。
それなのに、マスメディアでは震災後どうなっているのかを情報として取り上げなくなって
しまうので日本の中で忘れ去られていくのです。

本当は一番大事なのは、半年以降に長く続く復興作業なんだよね。
そういう時にこそ、経済的支援や人的支援が必要だと思うのです。


その仕組みをユナイテッド・アースはつくろうとしています。


ユナイテッド・アースが考えている支援の仕組みは、時系列の状況に合わせて、第1フェーズ
から第5フェーズ、さらには第6フェーズを想定しているのです。
現在は、震災から3週間目となり、第2フェーズから第3フェーズに入ろうとしている時期です。


どういうことなのかというと、支援物資はそろそろ足りてきているところも出始めている。
もちろん、今だに物資が足りていないところもあります。
でも、その情報が間違って伝わってしまっているために、現場では無駄なことが起きていることがあります。


第1フェーズに必要なことは何か。
それは、人命を守るための緊急対策です。
物資を送ること、ボランティアなどの人出を送ること。
一方、同じように大事なのは、正確な情報を伝えることなのです。



ボクが現地で見てきた現場では、たくさんの新品の毛布やマスクが体育館にうずたかく積まれていました。


被災地はとても寒いというイメージから、毛布が必要だという情報が飛び交い、たくさんの
毛布が届けられているのだけど、すでに余ってしまっていたりするのです。
支援金が何に使われているかというと、本当は貴重なお金が無駄なものに使われていたりする。
これってとってももったいないことでしょう?

ボクは、南三陸町というところに支援に行ったのですが、たくさんの驚くべき光景を実際に目にしました。
ここでは、9500人もの人が避難生活をしています。
47カ所の避難所があり、そこには平均150人の人たちが避難生活をしています。
その支援物資が届く総合センターとして、巨大な総合体育館に毎日支援物資が届きます。
ところが、その支援物資を適正に分配する人出が足りていないのです。

どういうことが起きているか。
ボクらが真っ先にしたのは、支援物資の在庫確認をしました。
何がいったいどのくらいあって、何が足りていないのか。
それを知るべきだと思ったからです。

鮮度が必要な野菜があるけれど人手不足のこともあってうまく配られていない。現場の人たちは休みもとらず働いているけど手が回らないためにこういうこともおきてしまう。


いろいろ提案をして、ユナイテッド・アースのメンバーが正式に管理をする人材として現場で認定していただき、支援物資の分配役をさせていただけることになりました。
ありがたいことです。



さて、第3フェーズ。
命も生きながらえた、物資も届くようになってきた。
次に必要なのは、心のケアなのです。
被災地は、とても暗いムードのところもあります。
ボクが見てきたその総合体育館には、1500人もの人が段ボールと毛布に囲まれて生活をしていました。
救護施設もあります。
でも、あまりにものショックとトラウマで、体は健康なのに、一日何もせず、呆然自失して、ただただ寝ているひとがたくさんいるのです。

きみたち、しっかりしようや。
ボランティアも足りていないんだから、自分たちがなんとか復興するために働こうよ。
と思いました。

自分たちは被災者だから、みじめだから支援をしてくれることを待っているというのは本当はあまりよろしくないと、思うのです。
けれども、それができないくらいの精神的ショックを受けている人たちがこれほどたくさんいる、ということなのです。
そういう心に傷を負った人を勇気づけ、動けるような人が一人でも多くなってほしいと思います。

そこには、笑いも必要です。
世の中、震災のためで笑ってはいけないような自主規制的自粛ムードになっていますが、
笑いがないと、どんどん負のスパイラルに入っていってしまうのです。

笑いは大切です。

笑顔が大切なんです。



大阪からは、ぜひ吉本芸人を被災地に派遣していただきたいと思います。







最後に、希望がある話もしましょう。

ボクはとてもありがたいことに、南三陸町の小学校の卒業式に参加させていただきました。
卒業する6年生は、85人。
その卒業式が行われた体育館の時計は、震災にあった2時46分で止まっていました。
どういうことか?
昼間のできごとだったので、小学生はまだ学校にいたのです。
たいがいの小学校や中学校は、高台にあります。
ここも例外ではなく高台にありました。
南三陸を一望できる高い場所です。
そこで津波が起きた光景を、子供たちは家が津波で流されていく姿を、町が一瞬にして
破壊されていく姿を目の前に見たのです。
どんなに恐ろしかったでしょう。
卒業した子供たちの中には、両親を失ってしまった子供もいると聞きました。
でも、その子供たちは、卒業式の場では、誰一人として泣くこともなく、毅然とした態度で
一人ひとりが先生に名前を呼ばれて元気良く「ハイ !!」と答えて卒業証書を受け取っていきました。

とてもすばらしい子供たちだと、ボクは誇らしく思いました。
たくさんの親ごさんたちが泣いていました。
逆に、お母さんしっかりしていこうよ、となぐさめている小学生も目にしました。



これから三陸地方が復興するためにおそらく15年くらいかかるでしょう。
その時には、この子供たちは20歳を超えているのです。

なんて、頼もしいことじゃないでしょうか。



今、起きていることを経験として、きっと新しい未来をつくってくれる人材となっていって
くれるとボクは信じます。


無駄なエネルギーをつかわない。
無駄なモノを買ったりする必要もない。
困っている人がいたら、手を差し伸べる。
他人の痛みや悲しみを理解できる。
そういう、人間として素晴らしい人がたくさんいる世の中になって欲しいと願っています。



ボクらは、そのための、支援をしましょう。
一人ひとりが少しでもいいから、やれることをやりましょう。



みなさん、協力をしてください。
よろしくお願いいたします。


m ( _ _ )m




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