いやあ、今回も面白かった
ユナイテッド・アースのゴミ拾い
新宿は24人が参加。
大阪は30人強。
今回初の神戸では50人以上集まったらしい。
今回新宿では、最高齢が70歳。菅原さんがご主人とお母さんを連れて参加してくれた。
今回新宿イベントでは、拾ったゴミの中でレッドブルの空き缶を何個集められるかを競うゲームとなった。つまり、ゴミはゴミだが、レッドブルはお宝という訳だ。
班分けがされて、1チーム6人の、ちょうど4チームが結成された。
ボクは2チーム目に配属になったが、他5人はなんと全員初参加だったため、必然的にチームリーダーとなる。
自己紹介をして、ゴミ拾いにおける注意事項(分別、拾うルール等)やゴミ拾いを楽しむコツを話し、スタートする。
拾いな行ったら、これが案外とレッドブルが見つからない!
ゴミは着々と集まるのだが宝のレッドブルに出くわさないのである。
これは意外だった。
こうなると人の心理は不思議なもの。ゴミを拾いながら、ゴミでありながらも、レッドブルの空き缶を宝のように探し始めるのである。
ボクらのチームは、所要時間約一時間の中、30分過ぎてようやく一缶しか見つけていられなかった。
レッドブルって意外に落ちていないものなんだと、ビミョーに静かになる。
が、しかし!
歌舞伎町のディープゾーンに入り、穴場の駐車場に潜入。今までの思ったよりもクリーンな街から、アウトサイドのちょっと危険な香りがする。
というか、単におしっこ臭さとえも言えぬ妙な匂いがする。
さすがにここにはゴミが散乱している。チームの隊員がゴミをゲットしに走る走る!
ありましたあ!レッドブル!!
やったぁ!
と、隊員みんなが歓声を上げる。
すぐにまた、その隊員が次のレッドブルをゲット!!おぉぉっ!!とさらなる歓声があがる!!
危険な駐車場には、実はお宝のレッドブルが眠っていた。
駐車場を後にしたボクらはまるで、ロールプレイングゲームのプレイヤーになった気分だった。
宝物を得るためには、時には危険なところにも踏み入れたからこそ、得られることもある。
こうしてボクらのチームは、合計4個のレッドブルを獲得することができた。
最後に、バラバラに別れた各チームが一ヶ所に再び集まった。
一番遅れて到着した、チーム1は、レッドブルを最後まで探したが、とうとう一個も見つからなかったと報告。
ボクらチーム2は、4個。そして、チーム3は、なんと6個
チーム4は、ボクらと同じ4個だった。
面白い
ほぼ同じ条件でゴミ拾いをしたのに、こうまで結果が違う。
そして、たかだかゴミ拾いだが、これほどまでにゴミ拾いを純粋に楽しめること。
もう、ここまでくると、社会貢献してるとか、いいことしてるとか、関係ない。
楽しいからやっている。
やって楽しかったことが、結果、街が綺麗になるという社会貢献にもつながっている。
ゴミを自ら拾うそれなりの苦労もしたから、次は自分ではゴミを捨てないようにしようと思う。
側にいた人がゴミを捨てることを目撃したら、黙って自分が拾おう。
それでいい。
他人のいたらなさを糾弾するのは誰にでもできる。
けれど、ボクらがやりたいのはそうじゃない。
笑って、楽しんで、
でも、他人に強要もせずにただ、やるんだ。
それでいいのだと思う。
そしたら、いつか必ず世の中は良い方向に回転し出すさ、とボクは信じる。
それが、ボクが信じる、大好きなユナイテッド・アースのやり方だ。
さあ、来月も、やろう。
ゴミ拾い。
新たな参加者待ってるよ。