さーて、まずは登録だ! | 海外ポスドクの就職活動日記

海外ポスドクの就職活動日記

高学歴・高年齢・海外… 
2009年、
3Kのハンディと不況にアグレッシブにチャレンジする
海外PDの新卒(?)就活記録

あけおめ~♪

どうも海外にいると新年の実感が湧きませんね。
除夜の鐘がならないっ。初詣もないっ!

ところで、
日本以外のアジアの国って1月1日ではなくて
旧正月を祝うところが多いって知ってました?(→Wiki
だから、ますます正月の気がしないんだな。

***
ブログ本格再開です!

新卒としての就活から、
中途向けの就活に切り替えたので
その間書くことがなかっただけなんだけどね。

そんで、ようやく選考もぼつぼつと動き出したので
またそこらへんを書いていきたいと思います。
(もちろん、年末年始は選考もお休みだけどね。)

ブログを中断したときは
数人の知古から激励をもらって嬉しかったなかお

Up-to-dateな、生の情報を得られるのって
何よりも人の繋がりなのだと思ったりします。


次の方針は「中途採用に応募」ということですから、

・企業の中途採用に直接掛け合う
・転職人材サービスに登録する


という方法が主に考えられますね。


転職と言えば、最近なら、
・リクルートエージェント
でしょうか。
がんがんWeb広告を出してますね。評判もいいみたいだし。
どうも、窓口は同じようなのですが、
・理系学生のための新卒就活サポート
だと理系の学生の事情を理解した対応をしてくれるようです。

でもね、例えばエンジニア向けなら
・Type
・メイテックネクスト
とか、金融・保険・コンサル、等々
それぞれの業界に強いところもあるから
気になったところは複数登録した方がいいです。
まあ、調べると山のように業者がでてきますがね。

ついには、一括登録サイト
・転職.jp
まで…
転職が、引越の見積もりみたいに安っぽく感じてしまいました。
さすがにこれは登録しなかった。でも、便利かも。

博士やポスドクの就職支援に特化した人材紹介会社として、
・D・F・S
がありますね。ほぼユニークな存在だと思います。
政府のポスドク支援と関連したキャリアセミナーなどの運営にも関わり、
面接練習セミナーなども時々開いているようですから、
都合が合えば利用してみるといいのではないでしょうか。


基本的に、こういうサービスは無料です。
もし就職が紹介で決まった暁には、
年収の何割かに相当する手数料が企業から
人材紹介会社に払われるシステムですから、
いい仕事を紹介すればお互いに嬉しい仕組みになってます。

企業の側にしても、
人材採用のコストというのは実は非常に高いので
それぐらいの手数料というのはそれなりに合理的なのです。
例えば、
外資系投資銀行の新卒採用コストは一人当たり1000万円くらい
になる、とも言われます。
数人しか雇わないのに、何度もセミナーを行い、インターンをし、
面接者には費用を援助し、社員を動員すればそれくらいいくかもね。


そんな感じで遠慮は要らないですし、
いくつか登録した方が、業者も結構同業他社を意識するので、
いい案件を引き出すカードにもなることでしょう。
(紹介会社も他の候補者などの兼ね合いのためか、
結構出し惜しみしてくるものです。うまく駆け引きしてねてんびん座

それに、一般の人材紹介会社とかだと
ポスドクってのがよく分からない人が多いみたいだから、
分かる人を探した方がいい。
下手にアドバイスをもらっても逆に道を間違えかねない。

企業もいろいろなのだ。
少ない情報で物事を判断してはいけないね。


しかし、
リクルートはポスドクをやんわり断わる!
という噂があります。
実際、僕が登録したところ
「ご希望の条件では、紹介できる求人がない」
とのお返事。これって…

他のところも軒並み同様の返事が多かったです。
前回の記事で、

求人数は
2008年前半に比べ1/3に(リクルートエージェントより)

未経験者可能な求人の割合は
08年21%から09年に8.4%に(転職サイトDUDAより)


→ つまり、ポスドク市場の求人は1/8 !

という驚愕のデータを載せましたが、
本当に求人が少ないんでしょうね。

中途で応募できるのって数理系キャリアだと
金融やIT、データマイニングとかが考えられるんだけど、
自分でも、金融関係で中途採用の募集を探してみたらね、
これが今ほとんど無いんでビックリした;

まあ、金融が不況の震源だったんだから
当然と言えば当然なんだけど、
企業のサイトにアクセスして、「採用情報」に進んで、
「新卒採用」は11年卒が始まってるけど、
「中途採用」のほうは、09年の初めは募集があったところも、
「現在は募集がありません」じゃどうしようもないべ。
リーマンショックで流出した人材をどこも吸収を終えて、
さらに業務自体も少なくて、
雇用が飽和状態の企業が多いってことだね。

実は去年の初めにリクルートエージェントに登録したときは、
スカイプで面談もしてくれて丁寧に対応してくれました。

就業希望時期が先過ぎたので、話を進めなかったんだけど。

去年はあれだけのリーマンショックの直後だったのに、
今の方が状況が悪くなっているのかも知れない。
雇用情勢の変化は景況の変化より少し遅れる、というあれ。


それでも、面談に呼んでくれた人材紹介会社もありました。
情報を得られるし、面接とかの練習にもなるからよいね。

現在、そこを通して求人に応募しているのと、
自分で直接企業に応募して面接があるのがあります。
また、後日報告していきます。

***
だが、まてよ。
ポスドクが民間に行くのって転職なのか?

そうです。
新卒でも社会人でもないポスドク(あるいは博士?)は
あるときは新卒、あるときは中途、
さらに第二新卒、はては留学生?
とのたまい、
カメレオンのごとく
都合の良いように体の色を七変化して逞しく生きていきましょう。
(留学生→以前の記事「東京キャリアフォーラム」参照)

興味があれば、何に応募してもいいのだから!

まずは数撃ってから考えろ、という感じ?
先輩が「就活は確率論だ」と言ってました。
とにかく数を稼ぐのですねぇ。

2010年をアグレッシブに生きましょうわんわん