脱いろいろ(長文) | 笑顔で帰ろう

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2012年7月17日 乳がんの告知を受けました。

春までは、外ではウィッグ、家では薄手の帽子でしたが、
自分の髪の毛も復活してきたこの夏
さすがに暑くて家の中ではバンダナを三角巾にして
巻いていました。

でも、旅行に行ったらどうせずっとはしてられないし
夫も気にしなくていいんじゃないと言ってるし
ようやく頭全体を髪の毛が覆ってくれたので
先週末から家の中では素頭になりました。

近所のお買い物ぐらいは、素頭に網網の帽子。

あー、すっとした。音譜
白髪じゃなければ、会社にも脱ズラでいっちゃうんだけどなー。
これが「脱」のその1

一ヶ月ほど前に背中を痛めたときに行った形成外科に
その後も通っています。

今までは保険の効かない整体で
五十肩のリハビリをしていましたが
形成外科でリハビリをしてくれることになりました。
料金も安くてすみますし、
私以外にも乳がんの患者さんを
何人か診ておられる
女性の整体師さんが、
手術の跡の方向なども考慮して全体のバランスを
調整してくれます。

実は最初に行ったときにレントゲンと一緒に
尿検査もしたのですが、数値でひっかかっていました。
なんと、「骨粗しょう症の疑い」

強制的に生理をストップした状態で
急激に更年期障害をひきおこしているわけなので
当然その危険性も考えておかなければならなかったのですよね。

それに、抗がん剤始まってからの食生活は
栄養のまったく足りていない時期もありましたし
頭では関係ないと思っていても(私は...です)、
以前より乳製品の摂取率は少なくなっており
それらも要因としてあるかと思います。

「一ヶ月後にもう一度検査しましょう」ということで
先週再び尿検査をしたのですが、
若干数値が良くなっていたとのことで
しばらく様子を見ることになりました。

その時に先生(女医さんです)に、
「もうすぐ手術から1年ですね、お祝いとかするんですか?」
と、聞かれてちょっとびっくり。

最初の時に去年からの状況を話していましたが
そんな風に問いかけてくれるなんて思ってもいませんでした。

なんか、ちょっと、じわーっと嬉しかったなあ。しょぼん

大学病院の主治医は、私にとっては話しにくい先生ではないし
信頼しているけど、そんな風に声をかけてくれることはありません。
あまりにも患者さんの数が多すぎるし、
時間も足りませんから。

なので、一年検診のエコー等で何も問題なければ
提携の病院に移ろうかな、と思っています。
「脱大学病院」ですね。

提携の病院は会社から1駅だし、やっぱり女医さんで
話しやすいし、検査などは大学病院より細かく
個別対応してくれそうです。

さーて、決断やいかに。