現代っ子には初代iPodのユーザーインターフェイスは理解できない | GoGo! Machead!

現代っ子には初代iPodのユーザーインターフェイスは理解できない

Tech Crunchより
http://jp.techcrunch.com/2015/07/28/20150727todays-kids-have-no-idea-how-the-first-ipod-worked/

2001年に初登場した初代iPodはお気に入りの曲を再生するまでに3クリックで操作できる
「クリックホイール」というユーザーインターフェイスに「先進的だ」と皆が驚きました。

クリックホイールは、何百件と表示されるアーティストやアルバム、曲のリストから
お気に入りの曲を選択するために何回もボタンを押すという行為から開放して、
指を滑らす事でリストの中から的確に選択できる入力デバイスとして長年愛されましたが、
iPhoneの登場によって、立場は変わってきます。

タッチパネル上で指でフリックするスピードによって、
リストを直感的にスクロール移動する事ができ、選択したい項目をカーソルの位置を
気にする事なく、タップすれば選ぶ事ができるというユーザーインターフェイスは、
クリックホイールよりもシンプルさがあり、iPodでも採用されました。

そして、最後までクリックホイールを採用していたiPod classicも昨年に販売終了となり、
世の中から消えた訳ですが、このクリックホイールを搭載したiPodを10歳以下の現代っ子に
渡して使わせてみたらどうなるかを調査してみた結果が出ています。

その結果は画面をスワイプしようとして操作が思うようにできない子供たちが居ました。

昔に我々が直感的でカッコイイと思っていたユーザーインターフェイスも
時代が変わって、流行も変われば、現代では使えないモノに変わるという事です。

これは黒電話やダイヤル式のテレビチャンネルなど、昔でも起こっていた事です。

時の流れの速さの恐怖として、21世紀に発表されたモノでも、
このような扱いになってしまう事でしょう。

これは情報や流行の伝達スピードが変わって陳腐化するスピードが早まってしまったのか?
それとも、クリックホイールが大した入力デバイスで無かったのか?

個人的には前者であって欲しい。

ちなみに私は現在もiPod classicを持っていますが、
128GBのiPod touchが登場し、Apple MusicとiTunes Matchによって、
容量は気にしなくても自分のライブラリにある楽曲を聴けるようになった今、
iPod classicを使う理由は無くなってきたのかも。
手放してもいいのかもしれませんが、歴史がある端末はずっと取っておきたいと思います。


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