2013年度の国内携帯電話出荷台数はAppleが更にシェア増で3年連続1位となる。 | GoGo! Machead!

2013年度の国内携帯電話出荷台数はAppleが更にシェア増で3年連続1位となる。

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/mobile/35047844/

2013年度(2013年4月から2014年3月)の国内における携帯電話出荷台数調査で、
Appleがシェアを11.1%増やして3年連続1位となりました。
※スマートフォンだけでは6年連続1位

携帯電話出荷台数の総数を見ると昨年度より5.7%減の3941万台となっていますが、
Appleは昨年度より35.4%増えた1443万台を出荷している事から、市場の成長率から
逆行して販売数を増やし、多くのシェアを獲得した事が伺えます。

Appleがシェアを増やした要因はいくつか挙げられます。

1.ドコモが2013年9月よりiPhoneの販売を開始した事。
2.iPhone 5sとiPhone 5cの2機種体制となり、販売機会が増えた事。
3.MNPの販促策でiPhoneに対する獲得競争が過熱した事。

特に1は大きな要因となったのは間違いないでしょう。
多くのユーザーが日本最大の携帯キャリアであるドコモからiPhoneが発売される事を
熱望されていましたから、発売と同時に購入したユーザーも多いはずです。

また、大手キャリア3社が同じiPhoneを販売する事でユーザー獲得競争も過熱したのも大きいです。
私のカミさんもその恩恵を受けて、auからドコモへMNPでiPhone 5sの端末台が無料で
1万ポイントのWAONもある好条件を受ける事ができました。

一方でApple以外のメーカーについては販売に苦しんだと言えます。
ドコモが2013年夏モデルの販促策として行ったツートップ戦略によって販売が激減した
パナソニックとNECがスマートフォンの開発・販売から撤退したりと携帯電話市場全体が
縮小していく中で力が無いメーカーは淘汰される事となりました。

今年も市場は小さくなると予想されるため、トップ5に入れないメーカーは、
生き残っていくのが難しい時代となると思います。

国内の市場が縮小される中でキャリアの動きを見ると、
国内の中小キャリアであるイー・アクセスと米国の携帯キャリアSprintを買収した
ソフトバンクは無謀な買収だったかもしれませんが賢い選択をしたのかもしれません。

国内は大手3社以外の実サービスを展開するキャリアを買収する事で、
市場の寡占化による市場安定を確保し、海外に目を向ける事で更なる成長の種を手に入れ、
ソフトバンクは今後5年間ぐらいは成長軌道に乗せる事ができたと思います。

一方のドコモとauは国内で成長が見込めない国内でパイの奪い合いをして成長する事なく、
消耗戦を続ける事でジリ貧が待っているはずです。

実際にauは「au WALLET」という電子マネーを発表しましたが、
これは国内での携帯電話市場の競争力を確保するために他業種で事業参入するしかない
との判断からでしょう。
今後のキャリア戦略は他業種への参入がトレンドになるでしょうね。

長年不況知らずだった携帯電話市場もそろそろ安定衰退期になると思うと少し悲しいです。
次の成長市場はどんなものになるのでしょうか。


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