Appleが製品組み立てをFoxconnからPegatronへシフトか? | GoGo! Machead!

Appleが製品組み立てをFoxconnからPegatronへシフトか?

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/business/35032725/

Appleの製品組み立てのほとんどをFoxconnへ委託していましたが、
徐々に他へシフトしようと考えているのは確かなようです。

Appleは低コストiPhoneの製造をFoxconnではなく、Pegatronへ発注したとの事です。

Pegatronは既にiPhoneやiPad miniの製造を一部請け負っていますが、
メインの製造元としてApple製品の製造に携わるのは初めてと言えます。

AppleがいつものFoxconnからPegatronへ変えた理由はiPhone 5の製造において、
歩詰まりと完成品の出来が悪かったというのが背景にあると予想しています。

iPhone 5の発売日に問題となったのは封を開けた新品の状態で本体にキズが着いており、
ユーザーから不満の声が挙がった事です。
Appleは製品の素材上、キズが着くのは当たり前とフォローしていましたが、
その一方でAppleは今年3月までにFoxconnへ500万台のiPhone 5を返品したという
噂も出ています。

初動の販売台数がとても多いiPhoneは歩詰まりと完成品の出来の悪さは大問題です。
それを問題視したAppleは製品の組み立てをPegatronへシフトしようと考えたと予想できます。

加えて、Foxconnが持つ中国の工場は経済発展による物価の上昇で従業員の賃金が高く、
コスト面での競争力が弱まってきたというのも理由としてありそうです。

Appleが求めるコスト要求に耐えきれなくなったFoxconnは値上げを行ったために、
コスト競争力があるPegatronをAppleが選んだのかもしれません。
そして、PegatronはAppleのために中国に新たな製造工場を準備しているという話も
あるようですが、その工場もいずれはコスト高となってしまい、次の組み立てメーカーへ
シフトする日がいずれくるのでしょうね。

Foxconnは今後もAppleからの仕事を受注するためにコスト削減やコスト以外の価値を
用意する必要があるでしょう。
コスト以外の価値として、シャープとの提携というのは非常に大きな価値になると、
私は思いましたが、この交渉を決裂してシャープはSamsungを選びました。

これでFoxconnはコスト削減を行い、Pegatronと競争する道しかないのかもしれません。
ただ、この競争で一番の恩恵を受けるのはAppleなんですけどね。


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