1000万人が利用するiOSアプリ提供サービス「AppGratis」が規約違反で削除される | GoGo! Machead!

1000万人が利用するiOSアプリ提供サービス「AppGratis」が規約違反で削除される

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/service/35030584/

AppleはApp Storeにあるアプリを1日に1件ずつ無償または割引価格で提供するサービスを行う
「AppGratis」というiOSアプリをApp Storeから削除しました。

AppGratisが元々、友人間で共有される電子メールのニュースレターのアプリとして、
2012年12月にApp Storeで配布されました。

その後にiOSアプリ開発者と提携をして、24時間だけiOSアプリ開発者が提供するアプリを
無償または割引で提供するようになり、何十万本のラインナップの中に埋もれてしまうアプリを
ランキング上位に押し上げる事に成功しました。

ただ、AppGratisの行為はAppleが定める以下のApp Storeの規約に違反しており、
Appleの広報担当は規約違反を理由に削除したと説明しています。

・購入または宣伝を目的として自社以外のアプリをApp Storeと同様、
 もしくはApp Storeと混同するような方法で表示をするアプリは却下される。
・アプリは、プッシュ通知を使っていかなる広告、宣伝、ダイレクトマーケティングも
 送信することはできない。

今回、削除されたAppGratisは1000万人が利用している大きなサービスで、
影響を受けるユーザーは数多く居ますが、Appleにとっては規約違反を許す事による
悪影響を考慮したのでしょう。

本来であれば、App Storeに用意されているジーニアスがAppGratisの役割を担うべき部分です。

App Storeのジーニアスはオススメと思われるアプリを一覧に出してくれるだけで、
ユーザーの嗜好と一覧のアプリがどのような根拠でオススメしているかの説明がない事と、
いつものアプリ説明文だけではダウンロードしようという意欲が湧きません。

アプリのプロモーションについて、iOSアプリ開発者がAppleに対して別途料金を支払う事で、
特別なプロモーションを許可するとか緩和策を出す事で、App Storeが更に活気づくと思います。
しかし、何処まで緩和して良いかの判断は難しいところでApp Storeが全てのユーザーと開発者に
居心地が良い場所
になるには試行錯誤が続いていくでしょうね。

AppGratis自体は素晴らしいサービスだと思いますので、
今後はiOSアプリではなくWEBなどの違う場所で活動を続けて欲しいですね。


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