WindowsのアップデートはOS Xを真似て年単位になる? | GoGo! Machead!

WindowsのアップデートはOS Xを真似て年単位になる?

ギズモード・ジャパンより
http://www.gizmodo.jp/2013/02/oswindows_bluems.html

MicrosoftのOS戦略は数年単位でメジャーアップデートを行い、
高額なアップデートライセンス料を取るのが常でしたが、Windows 8では期間限定ながら、
ライセンス料をダウンロードで3300円、パッケージ版でも実売6000円程度の価格設定で販売し、
ある程度の成功を収めました。

今後はこの流れを加速し、アップデートサイクルを年単位で行い安価なライセンス料へ
シフトして行こうとMicrosoftは考えており、この試みを「Windows Blue」とMicrosoft社内で
呼ばれているようです。

この試みはMicrosoftの求人情報で明らかにされているとの事。
そして、今後はWindowsはWindows Phoneと統一する事も言及しているようです。

この戦略変更はAppleのOS Xと同じ戦略にするという考えだと思いますが、
一長一短であると私は感じています。

一長のほうはコンシューマー向け市場です。
毎年新しいOSがリリースされる事で定期的にマスコミに取り上げられ、コンシューマーの
購買意欲を煽る事で安定した販売を見込めるでしょう。

一短のほうはビジネス向け市場です。
毎年新しいOSがリリースされる事で企業のインフラ管理者は業務アプリの動作確認や
セキュリティポリシーの適用、操作トレーニングといった業務を毎年行う必要が出てきます。
これによって、企業は管理コストが重くのしかかるでしょう。

今、Office 365やGoogle Docsを代表とするWEBアプリの進化によって、
PCにインストールするネイティブアプリの役割は減ってきましたが、まだまだ根強いです。

しかも、企業はネイティブアプリの互換性を優先するためにWindowsを選んでいるのに、
WEBアプリで事たるようになってしまうと企業がWindowsを使う理由は無くなりますね。

WindowsとWindows Phoneとの統一化はパソコンがタブレットに取って代わると
予想される中で賢い選択だと思いますが、企業のパソコンがタブレットに取って代わる
とは思いません。

自宅ではWindows 8、会社ではWindows 7を使っていますが、
会社でWindows 8を使う気持ちは全くありません。

過去にコンシューマー向けのWindows 95と企業向けのWindows NTの2つのOSがあったように
今のWindowsを分けて、コンシューマー向けは毎年、企業向けは数年おきにアップデートという
戦略もいいと思いますけど実現は難しいのかな。

今後、Microsoftはコンシューマーと企業どちらの方向に傾いて事業をするつもりなのだろう?


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