iPhone 5を巡ってソフトバンクとauが後出しジャンケンを狙っている?
Engadget Japaneseより
http://japanese.engadget.com/2012/09/12/iphone-5/
ギズモード・ジャパンより
http://www.gizmodo.jp/2012/09/kddiauiphone_5lte.html
米国時間の9月12日に行われたAppleのスペシャルイベントでは、
予想通りにiPhone 5の発表が行われ、9月21日に発売する事となりました。
iPhone 5のスペックはほぼ噂通りでディスプレイサイズが3.5インチから4インチにアップし、
通信方式はLTE対応、新しいA6プロセッサを採用、新しいドックコネクタ、イヤフォンジャック
の位置が上から下へ変更、本体は縦長で背面がアルミとガラスを合わせたモノとなって発表前に
リークされたデザインと同一でした。
そして、可能性が低いと言われていたNFCとワイヤレス充電は見送りとなって、
ここまで発表前の予想とリーク情報が合致したiPhoneは無かったのではないかと思っています。
その一方で新しいiPod nanoとiPod touchについては事前の噂もリークもほとんどなく、
iPodの新製品情報は情報屋の中では価値が低いから出なかったのか、Appleは製品情報を完全に
抑えていて意図的にiPhoneの情報を流し続け、iPodは情報を守りきったのかの疑問があります。
AppleのiPhone 5発表は今朝のニュースでも大々的に取り扱われ、
多くの人がiPhone 5の情報を得ようと情報のアンテナを張り巡らせています。
予約はいつからなのか、価格は？、料金プランは？と興味は尽きないのですが、
今回、iPhone 5を発売するのはソフトバンクとauでiPhone 4Sの時と同じキャリアになります。
iPhone 4Sの時はAppleの発表直後にauが価格と料金プランを発表して注目を集めましたが、
ソフトバンクは価格や料金プラン、販促キャンペーンをギリギリまで発表を控えて、発売日直前に
auよりも有利な条件での販売条件を発表して、既存ユーザーを守る事に成功しました。
今回のiPhone 5ではこの経験を踏まえてか、ソフトバンクとauは沈黙を保っています。
各社ホームページに掲載された情報は9月14日16時から予約を開始するという内容だけです。
ですが、auはマスコミを使ってソフトバンクに対して先制攻撃を始めています。
それはau版iPhone 5がテザリング機能に対応するという件です。
テザリング機能はiPhoneをインターネットモデムする事でPCやタブレットはWi-Fi経由で
インターネットに接続できる機能です。
この機能の利用有無はキャリアに委ねられており、日本では利用許可をしていませんでした。
テザリングを許可するとデータ通信の転送量が多くなるためキャリアのネットワークを
圧迫してしまうため、ネットワークの空きが少ないソフトバンクはテザリングを許可できない
という事情があちましたが、auがテザリングを許可するという事でtwitter上ではソフトバンク
からauへ乗り換えるとツイートするユーザーが多く出てきています。
auのデザリング許可はソフトバンクには対抗するのが難しい攻撃なのは間違いないでしょう。
きっと、ソフトバンクとauともにiPhone 5というビジネスチャンスで成功するために
戦略を練っているでしょうし、ライバルの動向が気になるはず。
このまま、後出しジャンケンを狙って膠着状態でユーザーをギリギリまで楽しませてくれる
かもしれませんね。
私は今回のiPhone 5でソフトバンクからauへ乗り換える予定ですが、
それはデザリングが理由ではありません。
テザリングを使う事で別途オプションの通信料を支払うのも嫌ですし、
auのCDMA2000はデータ通信中の通話も通話中のデータ通信もできないためテザリングで
使ってしまうと不便ですし、10Mbpsも満たないLTEでデータ通信するならWiMAXのモバイル
ルーターのほうが快適だと思うからです。
この価値観は人それぞれでしょうから他人に流されずに自分が良いと思うキャリアと
端末の組み合わせを選ぶのが一番だと思いますよ。
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http://japanese.engadget.com/2012/09/12/iphone-5/
ギズモード・ジャパンより
http://www.gizmodo.jp/2012/09/kddiauiphone_5lte.html
米国時間の9月12日に行われたAppleのスペシャルイベントでは、
予想通りにiPhone 5の発表が行われ、9月21日に発売する事となりました。
iPhone 5のスペックはほぼ噂通りでディスプレイサイズが3.5インチから4インチにアップし、
通信方式はLTE対応、新しいA6プロセッサを採用、新しいドックコネクタ、イヤフォンジャック
の位置が上から下へ変更、本体は縦長で背面がアルミとガラスを合わせたモノとなって発表前に
リークされたデザインと同一でした。
そして、可能性が低いと言われていたNFCとワイヤレス充電は見送りとなって、
ここまで発表前の予想とリーク情報が合致したiPhoneは無かったのではないかと思っています。
その一方で新しいiPod nanoとiPod touchについては事前の噂もリークもほとんどなく、
iPodの新製品情報は情報屋の中では価値が低いから出なかったのか、Appleは製品情報を完全に
抑えていて意図的にiPhoneの情報を流し続け、iPodは情報を守りきったのかの疑問があります。
AppleのiPhone 5発表は今朝のニュースでも大々的に取り扱われ、
多くの人がiPhone 5の情報を得ようと情報のアンテナを張り巡らせています。
予約はいつからなのか、価格は？、料金プランは？と興味は尽きないのですが、
今回、iPhone 5を発売するのはソフトバンクとauでiPhone 4Sの時と同じキャリアになります。
iPhone 4Sの時はAppleの発表直後にauが価格と料金プランを発表して注目を集めましたが、
ソフトバンクは価格や料金プラン、販促キャンペーンをギリギリまで発表を控えて、発売日直前に
auよりも有利な条件での販売条件を発表して、既存ユーザーを守る事に成功しました。
今回のiPhone 5ではこの経験を踏まえてか、ソフトバンクとauは沈黙を保っています。
各社ホームページに掲載された情報は9月14日16時から予約を開始するという内容だけです。
ですが、auはマスコミを使ってソフトバンクに対して先制攻撃を始めています。
それはau版iPhone 5がテザリング機能に対応するという件です。
テザリング機能はiPhoneをインターネットモデムする事でPCやタブレットはWi-Fi経由で
インターネットに接続できる機能です。
この機能の利用有無はキャリアに委ねられており、日本では利用許可をしていませんでした。
テザリングを許可するとデータ通信の転送量が多くなるためキャリアのネットワークを
圧迫してしまうため、ネットワークの空きが少ないソフトバンクはテザリングを許可できない
という事情があちましたが、auがテザリングを許可するという事でtwitter上ではソフトバンク
からauへ乗り換えるとツイートするユーザーが多く出てきています。
auのデザリング許可はソフトバンクには対抗するのが難しい攻撃なのは間違いないでしょう。
きっと、ソフトバンクとauともにiPhone 5というビジネスチャンスで成功するために
戦略を練っているでしょうし、ライバルの動向が気になるはず。
このまま、後出しジャンケンを狙って膠着状態でユーザーをギリギリまで楽しませてくれる
かもしれませんね。
私は今回のiPhone 5でソフトバンクからauへ乗り換える予定ですが、
それはデザリングが理由ではありません。
テザリングを使う事で別途オプションの通信料を支払うのも嫌ですし、
auのCDMA2000はデータ通信中の通話も通話中のデータ通信もできないためテザリングで
使ってしまうと不便ですし、10Mbpsも満たないLTEでデータ通信するならWiMAXのモバイル
ルーターのほうが快適だと思うからです。
この価値観は人それぞれでしょうから他人に流されずに自分が良いと思うキャリアと
端末の組み合わせを選ぶのが一番だと思いますよ。
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