Appleがネットサービスが苦手な理由は企業文化がデザイナー主導だから? | GoGo! Machead!

Appleがネットサービスが苦手な理由は企業文化がデザイナー主導だから?

WIRED.jpより
http://wired.jp/2011/06/14/apple社はなぜクラウド・サービスが苦手なのか/

Appleはネットサービスを2000年からiTools、.Mac、MobileMe、iCloudと
名前とサービス内容を変化させながら行ってきましたが、各サービス開始直後は特にトラブルが
絶えず、MobileMeはトラブルによるお詫びとしてユーザーに対して無償サービスを延長したのは
記憶に新しいです。

Appleがネットサービスでトラブルを起こす要因として、企業文化が中央集権的で製品開発を
デザイナーが主導するのが原因だと指摘しています。

デザイナーが主導する事によって、ユーザーに対して使いやすいインターフェイスと
使っている事に嬉しさを与えるデザインを提供する事ができますが、ネットサービスを提供する上で
まず求められるのはサービスの信頼性と快適なレスポンスを返す事です。

デザイン優先で操作のアニメーションを表示させるぐらいなら応答速度を速くして、
ユーザー当たりの接続時間を短くして多数アクセスさせる事がネットサービスの基本です。
例えばGoogleの検索エンジンが良い事例でしょう。

多分、iCloudの開始日やLionの発売日には一気の多くのユーザーがAppleのサーバーにアクセスし、
高負荷となったときにダウンせずにサービスを提供し続ける事ができるかが、MobileMeの教訓を
活かす事ができたかの指標になるでしょう。

Appleはノースカロライナ州に作った巨大なデータセンターを使ってサービスの提供を
行うでしょうけど、数千万のユーザーのアクセスに耐えられる回線があるのか、一気にアップロード
された時にディスクの書き込みに重大な遅延が発生しないのか・・・。

Appleは中央集権的な企業文化によって巨大なデータセンターを作ったと思いますが、
Googleなどは世界各国からのアクセスを1カ所では対処するのは能力的に限界があるため、
各主要な国にサーバーを分散しサービスを提供する事が一般的だったりします。

このような事もAppleがネットサービスが苦手と評価される部分なのかもしれません。

どんな仕組みも得意不得意は存在し、使っている仕組みが不得意ならば、
必要に応じて替えていかねばなりません。
きっとAppleも失敗から成功のために努力している事でしょう。

その努力によって、iCloudは初日からトラブルなく開始される事を期待しましょう。


ロジテック ipad2 キーボードケース Logitech iPad 2 Keyboard C.../ZAGG

¥価格不明
Amazon.co.jp

ELECOM 折りたたみBluetoothキーボード iPhone,iPad,iPod tou.../エレコム

¥13,335
Amazon.co.jp

サンコ- 無線式キーボード内蔵iPad革ケース(英語キーボード) CWKFIP01/サンコー

¥6,980
Amazon.co.jp