Mac OS X LionでAppleが捨てるモノ | GoGo! Machead!

Mac OS X LionでAppleが捨てるモノ

APPLELINKAGEさんより
http://www.applelinkage.com/#110226003
http://www.applelinkage.com/#110227003

AppleはMac OSをアップデートする度に機能追加だけでなく、削除も行っています。

今年中にリリース予定のMac OS X Lionも同様で開発者向けに配られたMac OS X Lionでは、
再インストール時のメディア準備が不用なようにリカバリー用パーティションが追加されたり、
SSDのパフォーマンス低下を防ぐTRIMのサポート、ワイヤレスでファイルを転送できる「AirDrop」
という機能が追加される事が明らかになっています。

これ以外にも目玉機能があるのは間違いないと思いますが、
Appleから公式な発表がされるまで開発者向けにも明らかにされないでしょう。

そして、Mac OS X Lionから省かれる機能も存在します。

1つ目はJavaランタイムの提供終了で、これはAppleが去年にAppleが公式に終了を予告しており、
予定通りの終了し、今後はJavaの提供元であるOracleがMac向けランタイムを提供する事になります。

2つ目はFront Rowの終了です。
Front Rowは赤外線リモコンのApple Remoteを使ってMacにある動画や写真などを楽しむために
提供されているソフトウェアで、Macをエンターテイメントの中心と位置付けた戦略を展開するため
必要なソフトウェアでした。

その当時のAppleはほとんどのMacにApple Remoteを標準搭載していましたが、
Intel Macが登場して1~2年後にはApple Remoteの搭載を辞めてしまった記憶があります。

今のAppleとしてはエンターテイメントの中心はApple TVに置き換えたい戦略を進める中で、
Front Rowは役割を追えてフェードアウトして貰うのでしょう。

3つ目はRosettaです。
RosettaはIntel Macがスタートした時にPowerPCように書かれたソフトウェアを動かすために
提供されたエミュレーターです。

通常、エミュレーターはソフトウェアを動かす時に通常よりも余分なCPUパワーを使うため、
PowerPC MacからIntel Macの乗り換えてもパフォーマンスが劣り、ソフトウェアが出揃うまで
乗り換えは有益ではないという見方もありましたが、Rosettaは非常に出来が良く、PowerPC向けの
ソフトウェアをIntel Macで使っても、パフォーマンスはPowerPC Macよりも速い結果が出た事も
あったのでユーザーからの評価は上々でしたね。

その事から今でもPowerPC Mac向けのソフトウェアをRosettaで動かしているユーザーも多いはず。
Rosettaがあるとソフトウェアの買い替えが進まないという悪影響もあるためなのかもしれませんが、
無くなってしまうのは非常に惜しいです。

実は私もSnow Leopardになってデフォルトインストールの対象から外れたRosettaを
インストールしてPowerPC Mac向けのPhotoShop CSを今でも利用しています。

Mac OS X LionでRosettaが無くなってしまうとPhotoShopを諦めるか、アップグレードするか、
別のソフトウェアに乗り換えるかの選択を迫られる事になりますね・・・残念だけど。


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