iPhone 4のアンテナ問題でRIMとNokiaが反論 | GoGo! Machead!

iPhone 4のアンテナ問題でRIMとNokiaが反論

APPLELINKAGEさんより
http://www.applelinkage.com/#100718002

7月16日(日本時間では7月17日)に行われたiPhone 4のプレスカンファレンスで、
iPhone 4のアンテナ問題もついて、「同様の事はNokiaやMotorolaなどのメーカーでも同じ」
とスティーブ・ジョブズが語った事についてRIMとNokiaから反論のコメントが出てきました。

RIMの反論

「自ら招いた問題にRIMを引き込もうとする企ては承服できない。」
「RIM製品に関するAppleの主張は、一般大衆のアンテナデザインに対する理解を歪め、
Appleの困難な状況から注意をそらすための意図的な試みのように見える。
RIMはアンテナデザインのグローバルリーダーで、20年間効率的で効果的な無線性能で業界を
リードするワイヤレスデータ製品を設計することに成功している。
その間、RIMはAppleがiPhone 4で採用したようなデザインを避け、代わりに、とりわけ電波状況が
悪いエリアでの通話切れのリスクを軽減する革新的なデザインを採用してきた。
一つはっきりしていることは、RIMの利用者はBlackBerryスマートフォンで適切な接続を
維持するためにケースを使用する必要はないということだ。
Appleが設計決定しており、Appleのみの問題にRIMや他社を引き込もうとするのではなく、
その決定に責任を負うべきである。」

Nokiaの反論

「アンテナデザインは複雑な課題で、数十年間、数百の携帯電話でNokiaの中核能力となっている。
Nokiaは内部アンテナのパイオニアで、1998年に発売したNokia 8810は、この特徴を備えた初の
市販携帯電話である。」
「Nokiaは膨大な時間を費やして、人がどのように携帯電話を持って電話、音楽再生、
ウェブブラウジングなどをするのかといった人間行動調査を行っている。
人と人をつなぐことにフォーカスしているNokiaに期待しているように、我々はフィジカルデザインと
アンテナ性能が相いれない場合、アンテナ性能を優先させている。」
「一般的に携帯デバイス/電話のアンテナ性能は、持ち方によっては強く握ると
影響を受ける可能性がある。
そのためにNokiaは、どちらの手で携帯電話を持つなど、全ての日常生活状況において、
許容できる性能を確保するように設計している。
Nokiaは膨大な時間を費やして、人がどのように携帯電話を持つのか調査しており、
設計でこれを考慮し、アンテナを携帯電話の上部と下部に配置する、材質を慎重に選択する
などしている。」

両社の反論を読むと「Appleの設計ミスを我々に転嫁するな」と怒っていますね。

正直なところ、Appleは携帯電話を作り始めて数年しか経っておらず、
無線機を作るノウハウはそれほど高くないというのもあるのかもしれません。

私は過去に無線を扱う専門学校に通っていましたが、無線機メーカー(ケンウッドやJRCなど)の
受信感度は非常に高く、本体の中に複数のアンテナが装備されていたり、不可解な場所にアンテナ
が設置されている機種も多くありました。
このような中身の設計は計算上だけでなく、経験的な部分を考慮した結果なのかもしれません。

無線機の設計は1億ドルを投入した設計・試験室も必要ですが、
経験というのも非常に重要な要素だと私は思いますし、AppleよりもRIMやNokiaのほうが、
優秀な無線機を作るスキルを持っているのは間違いないでしょうね。

今回の一件で名誉毀損などでライバルメーカーと無用な争いが起きない事を期待したいですね。
あくまで製品とサービスで競争してほしいです。(喧嘩を売ってきたのはAppleだけど)


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