iPad対HP Slateの対決は似て非なるモノだった | GoGo! Machead!

iPad対HP Slateの対決は似て非なるモノだった

ITmediaエンタープライズより
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1004/08/news022.html
Computerworld.jpより
http://www.computerworld.jp/topics/pcc/178589.html
Engadget Japaneseより
http://japanese.engadget.com/2010/04/05/hp-slate-vs-ipad/

同じタブレット型デバイスであるiPadとHP Slateですが、
ハードウェア、目的は全く思想の違うデバイスであるという事がわかってきました。

まずはiPadですが、iSuppliが分解して使われている部品を調べたところ、
iPadのハードウェアはiPhone 3GSのハードウェアが多く流用し、新規に採用された部品は
筐体とディスプレイ、A4プロセッサぐらいでiPhone 3GSの進化形と言っても良いでしょう。

流用している部品が多いためコストが抑えられた結果、
iPadのWi-Fiのみの16Gバイトモデルのコストは259.60ドルで価格499ドルのうち、
原価率が52%と高利益を生むデバイスだと言えます。

一方、HP Slateは発売されていないため正確な部品はわかりませんが、
ネットブックベースのハードウェア構成となっているため、8.9インチタッチパネルディスプレイ、
Atom Z530、1GBのメインメモリ、32GBのSSD、VGAカメラ、SDカードスロット、USBポートなど
を搭載し、iPadよりも多機能、高性能を実現していると思われます。

それにも関わらず、価格は最下位の32GBモデルで549ドルになると言われており、
単純に想像しても原価率はiPadを超えると予想できます。

コストパフォーマンスからするとHP Slateのほうが良いと言えますが、
販売台数的にHP SlateがiPadを越えるとは想像できないですし、仮にHP SlateとiPadが
同台数売れたとしても得られる利益はAppleのほうが多いでしょう。

しかし、デザインや操作感、価格帯は両製品とも一緒かもしれませんが立ち位置はかなり違います。
iPadは電話のないiPhoneですが、HP SlateはWindowsが入ったPCです。

やろうと思えばHP SlateにiTunesを入れてしまえばiPadの親になってしまいます。
想像すると本体サイズ的に小さいHP Slateに管理されるなんて不思議な感じです。
なので、両製品の事をライバルとは語るべきでないでしょう。

でも、hpはiPadとHP Slateとの比較表を作って自社製品の優位性をアピールしようとしています。
どう見ても販売面では不利なのに無理矢理比べて失敗しなければいいなと思うのは私だけでしょうか。


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