やはり、スティーブ・ジョブズはFlashが大嫌いのようだ

APPLELINKAGEさんより
http://www.applelinkage.com/#100219004

スティーブ・ジョブズがWall Street Journalの幹部と会談した際に、
iPadのFlashのサポートについて以下のようにコメントをしたとの事。

「CPUを多く消費するもの、セキュリティーホールの源であり、
古いテクノロジーには多くのエネルギーを費やさない。」
「iPadでFlashをサポートすることで、バッテリ駆動時間が10時間から1.5時間に減ってしまう。」
「lashを放棄するのはささいなことで、H.264コーデックなどの他のものを採用すべきだ。」

とFlashに否定的なコメントをしています。

この主張は一貫しており、iPad発表後のAppleのタウンホールミーティングに出席した際も、
Flashの事を「バグだらけ」、「今後、HTML5が主流になりFlashを使う人はいなくなる」などの
批判をしています。

ジョブズの指摘するようにFlash動画を再生するとCPUの負荷率は高いですし、
不具合によるブラウザのクラッシュも高頻度で発生します。

その代わり、手軽に動画やキレイなWEBページを提供できるという利点があるのも事実。
それを求めてiPhoneやiPadにFlashサポートを願うユーザーは少なくありません。

今後、HTML5が普及するのは間違いないと思いますが、
現在のWEB世界にとって主流であるFlashをサポートしないというのは、
スティーブ・ジョブズはFlashの事が大嫌いなのでしょう。

それが原因なのかわかりませんが、現在はFlash開発元AdobeとAppleの仲が冷めている状態です。

2010年2月19日にAdobe Photoshopが20周年を迎える事となりましたが、
20年前にMacintosh上でPhotoshop 1.0が動いた時から、AdobeがMacromediaを買収するまで
AppleとAdobeの関係がここまで冷めるとは誰も思わなかったでしょうね。

多分、Appleにスティーブ・ジョブズがいるうちはiPhone、iPadのFlashサポートは一生ないだろう。

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