Appleタブレットのリーク情報に食傷気味だが大事な事を忘れてはいけない | GoGo! Machead!

Appleタブレットのリーク情報に食傷気味だが大事な事を忘れてはいけない

正直、今年に入ってからAppleのタブレット端末の情報が多すぎて、
一つ一つ反応したくても追いつかない状態になっています。
これが1月27日まで続くのかと思うとちょっと食傷気味です・・・。

この状態はAppleが意図的にタブレット端末の情報を流してマスコミの反応を誘い、
手のひらで市場とユーザーの動きを試していると言われています。

しかし、今回の状態は異常な気がします。

それはきっとライバルのMicrosoftがCESでAppleに先駆けてスレートPCを発表したからでしょう。

1月27日に行われるであろうタブレット端末の発表まで世間の注目をスレートPCではなく、
Appleに対する注目を集めておきたいという理由があると私は思っています。

きっとCESでスレートPCを発表したMicrosoftのCEOスティーブ・バルマーは、
Appleより早く発表できた事に満足しているでしょう。
ただ、一方のAppleは先にタブレット端末を発表された悔しさはあるかもしれませんが、
MicrosoftのスレートPCには新しいビジネスモデルがない事に安心している事でしょう。

前にも書きましたが今回発表されたMicrosoftのスレートPCは、
キーボードとタッチパッドがないネットブック」という評価を私はしています。
そのため、スレートPCは普通のパソコンと何ら変わらない。
ハードのイノベーションはあってもソフトのイノベーションはない中途半端な端末です。

一方のAppleのタブレット端末はハードに関する情報は沢山出ています。
アルミ筐体で画面サイズが7~11インチ、カメラは2台搭載、3G通信ができるなどありますが、
肝心の「タブレット端末で何ができるのか」という情報は非常に少ないです。

きっと「タブレット端末で何ができるのか」の部分がMicrosoftのスレートPCと比べて
大きな違いであり、Appleは敢えて1月27日まで漏らさないように管理していると思っています。

1月27日までAppleはタブレット端末に関する情報を意図的に流し続けるでしょうが、
その中に意図的にリークされた情報ではない、Appleの新しいビジネスモデルやアイディアが
埋もれているはず、それを探し出す事が大事だと感じています。

もしかすると、Appleが5年前に買収したFingerworks.comという
企業(現Appleの子会社)が持っているマルチタッチジェスチャーに対応したキーボードの
技術がタブレット端末に採用されていると見て良いのかもしれない。

ITmedia Newsより
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/12/news030.html

このFingerworks.comのサイトにあったMac向けのマルチタッチキーボードや
ジェスチャーパッドの写真と説明が今週から消えているとの事で偶然ではないような・・・。


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