iPod/iPhoneドックを搭載したKORG製キーボードと長い昔話 | GoGo! Machead!

iPod/iPhoneドックを搭載したKORG製キーボードと長い昔話

ギズモード・ジャパンより
http://www.gizmodo.jp/2009/09/post_6136.html

KORGからiPod/iPhoneドックを搭載した新しいキーボード「microSAMPLER」が発売となるとの事。

ギズモード・ジャパンより


iPodとiPhoneを利用する場面としては、
楽曲を録音したファイル音楽ファイルをiPodやiPhoneに保存しておき、
ライブや弾き語りをする時に録音した楽曲に合わせて演奏や歌を歌うといった
使い方ができるようです。


ここからが長い昔話へ・・・。

デジタル楽器を販売しているメーカーは、KORGの他にYAMAHAやRolandなどありますが、
私はKORGの事を「新しい事に色々とチャレンジする会社」というイメージを持っており、
結構、好感が持てるメーカーの一つだと思っています。

そのようなイメージを抱き始めたのは、15年以上も前の事なのですが、
私が「PC-9821AP3」というNEC製のPCを使っていた頃に「FPD」というフリーウェアがありました。
※その当時は中学生だったかな・・・?(年がバレるってMacFanでバレているか!)

このソフトは当時では非常に珍しいソフトウェアで行うシンセサイザーで、
楽器の音をサンプリングした音(音色)を使って楽曲を演奏できるソフトウェアでした。

ソフトウェア自体の出来も非常に良かったですし、PCM音声を再生できるNEC製86ボードもしくは
CS4231が搭載されているPC98なら音楽を楽しめましたし、DTM環境として非常に人気がありました。

FPDは上にも書いたとおり、楽曲を演奏するには「楽器の音をサンプリングした音(音色)」が
必要なのですが、FPDは利用できる音色としてKORG製のシンセサイザー音源が無償で提供されており、
その音色を使って楽曲の演奏や作曲に利用する事ができました。
※自分も下手ながらFPDを使って音をサンプリングしたり、作曲をしていました・・・。

その当時、企業がフリーソフトに対して自社製品を無償利用を許可する事は皆無でしたから、
子供だった私には「KORGって会社はすげ~」というイメージが今でも鮮明に残っています。

現在、KORGはNintendo DS向けにソフトウェアシンセを発売したりと他にはない事をしていますね。
どうやら、15年前に私が思ったイメージと今はかけ離れてはいないように思えます。

実は今でもWindowsで動作する「FPD98」と楽曲ファイルはHDDのドコかに保存しています。
Macではもちろん聴く事はできませんが、Windowsの仮想環境なら多分聴く事ができるでしょう。

久しぶりに保存しているファイルを探して当時に聴いていた曲でも聴き直してみるかな。

FPD98
http://www.rat.jp/fpd98/


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思い出:PC-9821AP3はキータッチ以外は素晴らしい名機だったな・・・って今でも思う良いPCでした。