半年間、App Storeの審査が行われないアプリ

WIRED VISONより
http://wiredvision.jp/news/200903/2009032322.html

FreedomVoice Systems社が開発してApp Storeでの販売を申請したiPhoneアプリが
半年もの間、承認も拒否が行われず、このままだと60万ドル以上の損失をこうむる可能性があるとの事。

承認も拒否が行わないアプリは「Newber」というボイスアプリで
iPhoneの位置認識機能を活用して電話の呼び出しを機器間で移動させることで、
Phoneを実質的に固定電話の補助回線として利用可能にするアプリだという。

何度もFreedomVoice Systems社はAppleに問い合わせをしたが返事は一切ないとの事。

AppleはApp Storeの審査について「申請されたアプリのうち96％を承認している」、
「98％のアプリは7日以内に承認が完了している」と透明性をアピールしているようですが、
7日以上経過している残りの2%のアプリの承認はいつ行われるのかは疑わしくもあります。

iPhone、iPod touchに対して唯一アプリを配布できるのがApp Storeであり、
Appleはそれを運用する企業として可能な限り誠実な回答をすべきだと思います。

とはいえ、一日に何百、何千件というアプリの公開依頼がAppelに届いていると思います。
それを全て適正に処理をするのも現実的に難しいのも予想はできます。

人気を得ているApp Storeは他社からは良く見えるのかもしれませんが、
実際に運営するAppleの苦しみは計り知れないのかも・・・と思ってしまった。


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