アプリ開発に新たな可能性を感じさせたiPhone OS 3.0 | GoGo! Machead!

アプリ開発に新たな可能性を感じさせたiPhone OS 3.0

Engadget japaneseより
http://japanese.engadget.com/2009/03/17/iphone-os-3-0-a2dp/

3月17日に行われたiPhone OS 3.0プレビューイベントでiPhone OS 3.0の概要が発表されました。

発表された内容はユーザーやアプリ開発者が期待している項目がほぼ全て網羅されており、
メジャーバージョンアップに相応しい内容だったと私は思います。

ユーザーが求めていた機能として、コピー&ペースト、MMSサポート、BluetoothのA2DPサポート、
横画面表示時の文字入力サポート、Spotlightによる検索機能の実現といったiPhone OS 2.0
の時に不満点、要望点として挙げられた項目をしっかりと対応しているのは評価したいです。

でも、iPhone OS 3.0はユーザーよりもアプリ開発者に向けたOSという意味合いを感じます。

iPhone OS 3.0のSDKにはマンネリ気味だったApp Storeのアプリを
大きく一歩前へ前進させる機能が多く発表されました。

例を挙げると・・・

1.App Storeでのサブスクリプション販売のサポート、アプリ内でのコンテンツ販売のサポート。
2.Bluetoothを使ったデバイス同士のP2P接続のサポート。
3.外部ハードウェアと通信するアプリのサポート。
4.アプリからのマップ機能の利用サポート。
5.プッシュ通知サービス(PNS)の開始
6.ゲーム中の音声チャット、ストリーミングビデオ、iPodのライブラリアクセスのサポート。

などです。

1のサービスを使う事によって雑誌、新聞の定期デジタル購読が可能になりますし、
2と6を使えばiPhone、iPod touchで対戦ゲームやコミュニケーションを楽しめそうです。

そして、3と4を使えばiPhoneとプリンタを接続してハンディ端末の代わりとして活躍できそうです。

このようにiPhone OS 3.0になったiPhoneの事を考えると色々なアイディアが沸いてきます。

今回、夏にリリースされるiPhone OS 3.0が事前に発表されたのは、
「アプリ開発者にiPhone OS 3.0のリリースに合わせて優良なアプリを開発してほしい」
というAppleの戦略があるのだと思います。

そのため、iPhone OS 3.0のベータ版を先行して利用できるのは、
無料のiPhone Developer Program会員ではなく、仕事としてアプリを開発している
有料のiPhone Developer Program会員だけに限定している理由だと考えます。

もしかすると、先行してiPhone OS 3.0のベータ版を利用したいがために、
一般ユーザーが「AppleにiPhone Developer Programのお金を支払おう」と考えて
いらっしゃるかもしれません。

実際にiPhone OS 3.0のベータ版をインストールした方の情報によると
かなりバグが多く動作も不安定なので一般利用はオススメできないようです。

アプリ開発をしない一般ユーザーは大人しく夏の正式リリースを待ったほうが得策でしょう。
いずれは無料でアップデートできるですから。


iPhone【LEATHERSHELL(レザーシェル) for iPhone 3G】iPhone 3G ケース、iphone ケース、iphone 3g、iphone ガード

¥2,814
ヘルシーラボ

Juice Pack for iPhone 3G MOP-PH-000001

¥10,180
Amazon.co.jp