AT&Tは業績アップのためにAppleに急接近? | GoGo! Machead!

AT&Tは業績アップのためにAppleに急接近?

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20387250,00.htm
APPLELINKAGEさんより
http://www.applelinkage.com/#090129002

米国でiPhoneの販売キャリアであるAT&Tが、
2008会計年度第4四半期(2008年10-12月期)決算を発表しました。

売上は前年から2.4%増の310億7600万ドル、利益が前年より23.3%減の31億3600万ドルでした。

AT&Tの売上が上昇した要因としてワイヤレス事業とIPデータ事業が好調で、
ワイヤレス事業はiPhone 3Gが好調で10-12月期だけで190万人が契約しており、
その40%が新規契約の顧客だったとの事。

新規契約の顧客が増えれば得られる売上と収益が上がるのは簡単に想像できますが、
既存の顧客がiPhoneに乗り換える事によっても効果があり、加入者1人あたりの売上高(ARPU)
は他の製品の1.6倍になるのでAT&Tとして「おいしい商品」になっています。

しかし、iPhone 3Gから販売奨励金による販売方式に変わったため、
契約後、Appleに対してAT&Tの利益から販売奨励金に支払う必要があります。

その為、今回の業績発表で利益が23.3%減の31億3600万ドルになったと思われます。
このAppleに販売奨励金として支払った利益は、ユーザーがiPhoneを使い続ける事で
回収できるでしょう。


そして、AT&Tは今後ワイヤレス事業を拡大するために、
イーモバイルが行っているデータ通信プランとPCをセットで販売する「100円パソコン」
のような販売を拡大していくようです。

今までAT&TはAcerやDellのネットブックとデータ通信プランをセットにして
99ドルで販売しているそうですが、そのラインナップにAppleのMacBookを揃えようと
AT&TとAppleは話し合いをしているそうです。

もし、これが現実になると999ドル以上するMacBookが99ドルになるとは思えませんが、
値下げが少ないMacが安価に購入できるようになってヒットするでしょうね。

今後、AT&Tは多方面でAppleと提携が出てきたりして・・・。


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