昨日はリハスタ予定でしたが、ティモン風邪っぴき。

大丈夫かね。

風邪やら諸々流行ってます、皆さんお大事に、年末、お酒の用事も多いし。


なので自宅で作業を、と思っていたのですが、夜ご飯食べたら寝落ちしてしまいました。

お腹いっぱいやと、すぐ眠たくなる…

気をつけようのない生理現象ですが、食べ過ぎないとかしなくちゃ。


それなので、また、なんでもない日記です。


---漫画のこと

最近また、漫画をよく読みます。

毎冬の流れだと、松本大洋さんの『Sunny』、高橋留美子さんの『めぞん一刻』が、冬読みたくなるベスト。


Sunnyは、託児施設というのでしょうか。孤児院というわけではなさそう。

なんし、親元を離れて過ごさなきゃな子供達の、日常と成長、切なかったりほっこりしたり。


松本大洋さんの作品は、『GOGOモンスター』という、単行本書き下ろしの作品(めちゃくちゃ分厚い)以降から、画用紙に変わった、のかな、線が淡くなり、

『竹光侍』というお侍さんの漫画で、墨に以降されてから、なんというかセンチメンタルな方向に爆進、というイメージがあります。


それ以前だと、『ピンポン』『鉄コン筋クリート』『花男』『ZERO』などがあり、この辺りは線がバキっと、ハイライトキツめ、少年漫画!という感じの熱を感じ、勢いでバババッと読みたい感じ。


画面の見せ方も、以前の分だと、効果音で集中線を描いたり、ある種のジョジョ感というか、文字に力、みたいな。

以降の分だと、その辺が大人しくなり、チャイムの音も、電車の音も、そっと鳴っている感じ。

その辺りが更に、切なさの描写を引き立たせてる感じがします。


松本大洋さんの話ばかりになってしまった。

まぁ、このまま行きましょう。


松本大洋さんとの出会いは、当時やってた『カモーンズ』というバンドのベースの方が、鉄コン筋クリートが好きで、教えて頂きました。


初め見たのは、映画だったかな。

制作はSTUDIO4℃、クレヨンしんちゃん等の劇場版を手掛ける会社さんで、作画は今の今まで、湯浅正明さんだと思ってたのですが、西見祥示郎さんという方でした。

あらら。


思い込みって怖いです。

線の感じ、そうだと思ってたー。


ヤクザと海外マフィアの抗争とか、精神世界と現実世界とか、いかにも少年漫画!な路線を、クリエイティブに表現される作品、という印象で、主人公達もさながら、周りに出てくる町民やヤクザ者の方も、かっこいい。


ビシッと筋を感じる良い映画。


原作に興味を持ち、すぐに購入。

そしたら、線に圧倒されました。


それまでの僕の漫画の世界は、基本スッとしており、こってり感があるのは、ジョジョくらい。

こんな作品が、現代にあるなんて!と感動したのを覚えてます。


それ以前は石ノ森章太郎さん、松本零士さん、手塚治虫さんなど、古めの漫画家さんが好きだったのですが、どんどん今の漫画が好きになり、アニメも一緒に好きになり、東村アキコさん、石川雅之さん、冨樫義博さん、石黒正数さん、上がるとキリがないですが、とにかく読みまくりました。


もう、無限に漫画の話だ。

どこかでまとめて、その辺のお話できれば。


とにかく、今の作画活動、漫画の楽しみなどなど、そういえば、僕は絵の世界では、エゴン・シーレが好きなのですが、彼と出会わせてくれたのも、松本大洋さん。


もう、僕の基礎みたいな気分になってきました。

是非タイミングあれば、皆さんもご一読下さい。


アツくなりたければ、『ピンポン』。

元気になりたければ、『花男』。

センチになりたければ、『Sunny』を推します。

This isな漫画!なら、『鉄コン筋クリート』です。


そんなこんなで、長々と好きに話してしまいましたが、そんな感じです。

またです。