③ミュージカルに出演した話 | 吾輩はSLE&ヒルシュ類縁のアラサーである。

吾輩はSLE&ヒルシュ類縁のアラサーである。

腸管神経細胞僅少症(ヒルシュスプルング病類縁疾患)とSLE、肝硬変に振り回されつつ、七転八起しながら生きているアラサーです。
日常のことや病気のことを書いていきます。
質問、コメントお待ちしてます(*´∀`)

 
 
こんにちは、るいです。続きになります。

 

 

 

ダンサー仲間は、全員がバレエやダンスの経験者で年齢もいろいろ(小学生~社会人)。ほとんどの人が以前からの知り合いで、私ともう1人だけが初めて。はじめのうち、孤独だ、つらい…と思っていたけど最終的にはだいぶ気軽にお話ができるようになった。始めのうち、経験者の若い子だらけのなかに未経験のアラサーはきついと思っていた。それでも、新しく何かを始めればこんなことは山ほどあることで、こんなことで挫けないぞと自分を励ましまくった。妹なんかは「別に仲良くならなくていいじゃん。やることやってれば」と言っていたけれど、私はやっぱりそういうタイプじゃなくて。レッスン合間の他愛もないおしゃべりがとても癒されるし楽しかった。それに支えられていた面も相当あった。一時的な関係ではあるけれど、楽しくなきゃやれなかったと思う。大人しめの子が多いので積極的に声かけに行ってよかった。勿論、受け入れてくれたみんなの優しさがあってこそだけれど。
高校時代からの友人にミュージカルに参加したことと、知らない人だらけでヤバいという話をしたとき「よくやるよね、そういうところって陽キャの集まりじゃん」と言われて確かにと思った。だけど、蓋を開けてみればわりとみんな人見知りっぽい感じで、私が一番人に話しかけるし陽キャなんじゃないか…!?とw


この時点で既に、たくさん得るものがあった。週3日でレッスンに行っていろんな年齢層の人と関わっているので、人と関わることハードルが下がり、初めてのところへ飛び込む勇気、自信みたいなものも少しついた気がした。また、練習すれば自分もこれだけのことができるんだ、みたいな自信もついてきたように感じる。病気による体調不良で休んでしまい迷惑がかかるから、と集団行動が必要なことは避けてきた。部活動はいつも個人活動のものを選んだ(ただし、この選択に後悔はない)。そんな私にとって、この舞台は本当に新鮮で貴重な体験になっていた。


ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m