Rainy day外伝『菊一文字』 | 吾輩はSLE&ヒルシュ類縁のアラサーである。

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腸管神経細胞僅少症(ヒルシュスプルング病類縁疾患)とSLE、肝硬変に振り回されつつ、七転八起しながら生きているアラサーです。
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ここは、ある山奥にある寺。
「おぬし、大介というものか?」
ウンノンという刀名人が聞く。
「そうだ。例の物を取りに来た。」
「これが菊一文字だ。これを大介に授ける。」
「ありがとうございます。ウンノン先生。」
2人はしばらく話をした。
「じいさん、入るぞ!」
「おお、克幸か!大介、紹介しよう。私の弟子の克幸だ。」
「よろしく、大介!」
大介に新しい友ができた。
「ぬっ!」
「どうした?じいさん」
「敵じゃ。」
「オレ行ってくる!」
「女郎花を使うのか?」
「そうだ。お客さんを守らないとね」
そう言うと克幸は外へ出た。
「オレも行きますよ。」
「菊一文字、大切にな。」
「はい。ウンノン先生。」
大介も克幸の後を追った。
 
 
「くっそ~。つえ~。」
克幸は苦戦していた。
「この忍者ヤロウ!」
 
キィ~~ン!
 
克幸が弾き飛ばされる。敵は刀を構える。
もうダメかと思ったその時だった。
 
ズバッ!
 
突然克幸を斬ろうとした兵が倒れた。
(何が起きた?)
克幸の前には敵兵以外誰もいない。その時だった。
地面から人が出てきた。
「江崎流、雪山開明!」
「大介、オメー、スゲー技持ってんな!」
「残り10人だ。1人あたり5人で行くぞ!」
「オメーが仕切るな!オレは75人倒したんだ。」
そういうと克幸が敵に突入した。
 
数秒後・・・
「先生、菊一文字の由来は?」
「わしは、ガンダム好きでのー。一目でも胃から菊一文字を作ってみたかったからの。ホーホッホッホ!」
「こら、じいさん!オメー、大介になんてオンボロ渡したんだ!」
「オイオイ、オンボロと言うなよ。結構キレ味が良い、この刀。」
「当然じゃ。」
この話を聞いた大介はウンノンに、「日本刀同盟」に志願した。
 
それから数年
 
大介の死はウンノンのもとへ伝えられた。ウンノンは作ったガンプラを投げて、
「輪(ロンド)を討つ」と言ったという。 
 
 
 
 
 
 
 
 
END
 
 
 
Written by ユウダイ