昨日の続きです
この記事を読んでくれる方の皆さんへ
一昨日の記事~読んで下さいね
オラドゥール・シュル・グラヌへ
この村はフランスのガイド・ブックにも出ていない、小さな村
でも、この場所で起きた事は
村にある教会です
小さな村のわりに、立派な教会です
1944年6月10日土曜日
村人の女性と子供たちは、この教会内に詰め込まれます
一度に数百人が入るには、とても狭い教会内です。
機関銃を持ったドイツ軍になすすべもなく教会内に押し込められた村人たち
いったい、どんな気持ちだったのでしょうかね
村を一歩出ると
そこは緑に囲まれた、とても爽やかな景色が広がるオラドゥール
聖なる場所だから大丈夫って、村の人たちはお互いに声をかけたそうです
こちらが教会内です
この場所で、オラドゥール村の女性と子供たち全員がドイツ軍によって
押し込められ、教会の出入り口にはカギをかけられ
大量の火の付いた藁を投げ込まれ焼き殺されるんです
出口に殺到する村人たちに、ドイツ軍は機関銃掃射を浴びせかけて
この惨劇~唯一生き残った方は、今、写真にも写ってるステンドグラスから外に逃げたそうです。
しかし、この方も足を撃たれて、やっとの思いで畑に身を隠して、この惨劇を伝えています。
割れたステンドグラス~逃げようとする村人たちにも機関銃掃射が始まり。
数百人の中で生存者は
たった、たった一人
教会内部の壁には機関銃掃射の弾丸の痕が、今でもしっかり残っていますよ
教会の外には
このような碑文があります
「黙禱・・・・この場所で数百人の村人が虐殺された
この場所を訪れる者は瞑想せよ
信じる者は犠牲者とその家族の代わりに祈らんことを」
教会内に入ってね、やはり何を感じるかとか
そんな余裕が無くてね
ただ、これは伝えないとねって事はパリに帰る電車の中で思ってよね
つづきます