ダントンとロベスピエール
フランス革命で重要な役割をした二人
ジョルジュ・ダントン(1759~1794)
バスティーユ監獄を襲撃して、ジャコバン・クラブを設立
マラー同様「9月の虐殺」を扇動して、ジャコバン・クラブ内で地位を確立
フランス革命期にあって恐怖政治と呼ばれた独裁政治をおこなった中心人物
ダントンと共に革命政府を造るも、穏健派のダントンや同志たちを粛清
ダントンはギロチンに向かう時にロベスピエールに向かって、次はお前の番だと言ったそうです
そして、その言葉のとおりに「テルミドールのクーデター」が起きて
ロベスピエールも断頭台へと消えて行きました
パリ市内には沢山の歴史的事件が起きた場所が残ってて、
歴史を勉強してから行くパリも良いと思いますよ
ロベスピエールが死に恐怖政治も終わり
この後に英雄が登場します
ナポレオン・ボナパルトですよ
昨日・・・・・暗殺の天使と呼ばれたシャルロット・コルデーはギロチンのある刑場までの間
毅然とした態度で、その姿は悲しくも美しかったと死刑執行人のアンリ・サンソンが証言しています
25歳の若さで、革命の犠牲になったんでしょうね
歴史の悲しさや怖さを感じたような気持ちになりましたよ
さてさて・・・・・画家ダヴィッドはと言うと
ナポレオンの肖像画家になり
皆さんがナポレオンって思う絵の大半はダヴィッドの作品ですよ
しかし残念ナポレオンも失脚しちゃいます
身の危険を感じたダヴィッドはベルギーに亡命
ブルュッセルで亡くなります
遺骸をパリへ持ち帰ろうとするときに問題が起きます
生前にダヴィッドは国王ルイ16世の死刑に賛成投票してたため
その事がネックとなり、遺骸の持ち帰りを拒否されてしまいます
ここでビックリです
なんとダヴィッドの心臓だけがパリに運ばれ埋葬されたって話
若干怖いですね