「ではシャイ(~ではshy)」。英語「shy(シャイ)」は、気が臆する、ということであり、内気な、恥ずかしがりな、という意味でも言われる。ものごとに対し、それをおそれているような状態になること。ここでの意味は、気持ちが引く、恥ずかしくなる、のような意。たとえば「あれではシャイ→あれださい」は、あれでは恥ずかしくなる、あれは見ているだけで恥ずかしくなる→みっともない、といった意味になる。こうした表現が「ださい」という形容詞になった。「だっせー」は、こっちまて気恥ずかしくなるわ、見てらんねぇ、といった意味になる。この語は俗語であるが、20世紀70年代ころに女子高校生の間から生じたと言われている(暴走族のあいだから生じたとする説もある)。しかしその後、意味として汎用性に富み、性別・年齢を問わず相当に広くもちいられている。