「あてひ(当て火)」。火(ひ)を当てたようだ、の意。火を当てるとどのような感覚になるかは経験にゆだねられます。これが、面状のものの表面から裏面までの長さ、その長さを維持したままの全容量(つまり「あつ(厚)」)を意味するのは、服や布に由来するものでしょう。ある服を着ていると「あつい(暑い)」。そのときそれは「あつい(厚い)」。「あつ」はエネルギー的存在感も表現します→「音に厚みがある」。これはク活用形容詞「あつし(熱し・暑し・厚し)」の語幹になります。
「あてひ(当て火)」。火(ひ)を当てたようだ、の意。火を当てるとどのような感覚になるかは経験にゆだねられます。これが、面状のものの表面から裏面までの長さ、その長さを維持したままの全容量(つまり「あつ(厚)」)を意味するのは、服や布に由来するものでしょう。ある服を着ていると「あつい(暑い)」。そのときそれは「あつい(厚い)」。「あつ」はエネルギー的存在感も表現します→「音に厚みがある」。これはク活用形容詞「あつし(熱し・暑し・厚し)」の語幹になります。