「あしすわり(足座り)」。足が地に据えられたようになる、ということであり、身体が長い間立ち尽くしているような状態になること。「立ちあざり我(わが)乞(こ)ひ祈(の)めど」(万904)という表現が『万葉集』にあります。この動詞はこの歌を解釈する場合にしか使わないと思います。この『万葉集』の「904、905、906」の歌は子を思う心情が本物の歌です。山上憶良の歌か、といったようなことも『万葉集』に書かれていますが。そうではありません。
「あしすわり(足座り)」。足が地に据えられたようになる、ということであり、身体が長い間立ち尽くしているような状態になること。「立ちあざり我(わが)乞(こ)ひ祈(の)めど」(万904)という表現が『万葉集』にあります。この動詞はこの歌を解釈する場合にしか使わないと思います。この『万葉集』の「904、905、906」の歌は子を思う心情が本物の歌です。山上憶良の歌か、といったようなことも『万葉集』に書かれていますが。そうではありません。