「あさあやはり(浅文張り)」の音変化。「やは」の子音は無音化しました。「あや(文・綾)」は幾重もの同心円状の線の印象を表現することが原義。浅い、そうした文(あや)状の被膜が張ったような印象のもの、の意。これは貝の一種の名ですが、その貝殻の表面がそうした形状になっています。