「あかりはし(明かり愛し)」。「はし(愛し)」というシク活用の形容詞は感嘆のため息・吐息がでるような心情を表明します。「あかりはし(明かり愛し)」は明かり(光)に(これを愛してやまない深い)嘆声を発するような思いの表明。なぜそうなるのかといえば、光のない、真の闇にいるような状態になっているからです。そんな深刻な思いにあることの表明が「あからし」。痛切にひどい、というような意味。「哀(かな)しきかなあからしきかな。我が大師聊(いささ)かに何か過失有りて、この賊難を蒙る」。
「あかりはし(明かり愛し)」。「はし(愛し)」というシク活用の形容詞は感嘆のため息・吐息がでるような心情を表明します。「あかりはし(明かり愛し)」は明かり(光)に(これを愛してやまない深い)嘆声を発するような思いの表明。なぜそうなるのかといえば、光のない、真の闇にいるような状態になっているからです。そんな深刻な思いにあることの表明が「あからし」。痛切にひどい、というような意味。「哀(かな)しきかなあからしきかな。我が大師聊(いささ)かに何か過失有りて、この賊難を蒙る」。