先週もーもさんがこんな記事を書いてらしたの。
タッカー氏がインタビューをリアルタイムで発信するってお話。
そして週末mchiguchiさんが
その翻訳を聴いてこんな記事を上げてたの。
おそらく御覧になったのはこの動画じゃないかしら。
山中泉さんが解説されてるの。
さすがにこちらは4時間超えるのできつかった。
あと他に二つ流して見てみた。
まずこちら。多少言い回しの差がある。
ちょっとだけ文章で理解できない箇所が。
一番分かりやすい翻訳だったのが
Twitter(Xではない)のこちら。
タッカー・カールソン
— tonakai (@tonakai79780674) February 9, 2024
エピソード 73
ウラジーミル・プーチン大統領インタビュー https://t.co/ybeV8T4LjG pic.twitter.com/o3KgHrWVkY
そして鉄人さんのまとめ記事がこちら。
なんでこんなに複数確認するのかっていうと
プロバガンダになりうるインタビューって、
翻訳の時点でミスリードされる場合が多々あるのね。
でも今回は注目度の高さもあって、これは杞憂だったみたい。
時代は変わってるのね。
内容については、これに興味のある方は既に知ってると思うから書かないわ。
鉄人さんの記事が一番わかりやすいと思うし。
でもワタシとしては、一部どーっかで読んだことあるような・・・気がしたのね。
それでどこだったっけって調べてたら一昨年のNHKだった。
>ただ、畔蒜さんによると、ソビエト崩壊直後のロシアはNATOを「敵」とみなさず、“東方拡大”にも正面切っての反対はしていなかったといいます。
プーチン大統領も就任当初はNATOに対して、否定的な感情をもっていたわけではなく、一時期はアメリカのクリントン大統領に「ロシアはいつNATOに入れるのか?」と尋ねたこともあったといいます。
しかし、その後米ロ関係が悪化するとプーチン大統領は2007年、ドイツのミュンヘンでの演説で、初めてNATOの拡大について公で批判し、反対の姿勢を明確にするに至ります。
上のリンク記事はNATOのそもそもの成り立ちやロシアの立ち位置、
そしてプーチンさんの今回のインタビューの
バックボーンを改めて確認出来る内容よ。
そして下のリンク記事はプーチンが何故歴史から語り始めたのか、
について多少の知見が得られるかもしれない内容(特に後半)です。
そんなに時間は掛からないから一度読んでみるといいかもね。
プーチンについてもっと知りたい方は、
映画だけど以下のサイトを見ると面白いかも。
さすがに合計4時間はキツイけど、倍速にすればなんとか、ね。
米国の映画監督「オリバー・ストーン」制作。
2015年7月から2017年2月にかけてロシア連邦大統領「ウラジーミル・プーチン」にインタビューした内容を元に構成されたドキュメンタリー。米国で書籍化。
ところでこのインタビューに関して
西側のマスメディアが大騒ぎ、
こぞって批判的な報道に走ってる、
って言ってる方が結構な数いたわ。
Tucker Carlson is extremely dangerous to our democracy.
— FBO _BS (@bs_fbo) February 7, 2024
タッカー・カールソンは私たちの民主主義にとって極めて危険です。
メディアが大騒ぎ⁉️
めっちゃパニック🤯ってるねぇー
😎 pic.twitter.com/xLJL3DX9SS
気持ちはわかるけど・・・
これはマスメディアが取り上げてるって時点で逆宣伝じゃない?
タッカー氏が出てくる意味がここにあるとワタシは思う。
無名のメディアがインタビューしても誰も見ないもの。
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個人的には特に目新しい主張もなかった印象。
でも、mchiguchiさんも書いてらっしゃるけど
確かに動画のプーチンは魅力的だと思うの。
歴史的な背景の複雑さをロシアのトップが
西側のメディア(一応)に直に語る、
というのはなかなかインパクトがあったわ。
翻って日本では、内容はともかく、こんな風に
2時間キッチリ話ができる政治家はいないと思う。
その意味ではさすがにかの国を統率してるだけあるな、と。
それが独裁的なポジションであってもね。
ロシアと言えば長らく暗殺の国なんて話もあったくらいだし。
ソビエト崩壊後、そんな国でここまで国力を回復していく過程は並大抵のものじゃなかったかもしれない。
ワタシは一応プーチンもヤツラの一人と確信してる。
その意味では特に支持するとかはないんだけど。
とっくに入れ替わってるって話もあるくらいだし。
それでもね、日本の
「官僚に用意されなければ何もできない」政治家を見るたび、
そして彼らを追い落とす手段さえない日本人を振り返るたび
日本ってホント人に恵まれないなぁとつくづく思うわ。