ふ私が呉服屋をやっている事を知ると

 

『着物!良いですね~ でも着る機会が無くてね~』

 

着る機会が無い  着物を着ていない事に対する

言い訳?のようによく聞きます。

 

留袖や訪問着等 紋の付いた着物は着る機会は自ずと限られています。

 

 附下 金泥松  袋帯 金駒刺繡 華文

この着物でこのコーデで 観劇や美術館には行きませんよね。

 

しかしながらそれらの着物を着る機会は本当に減っているのでしょうか。

 

コロナ禍の時期であれば殆ど無かったでしょうが

コロナ禍前から聞いていたフレーズですし

5類に分類以降 徐々に戻っていくのではないでしょうか

 

また紋の入ってない小紋や無地 織の着物には

機会の制限はありません。

 

  

小紋や無地で観劇に

 

着ない理由は機会が無いのではなく『気が無いの』だと思います。

 

気が無くなった理由は 自身で着る事が出来ない 来て一日過ごす自信がない

お手入れが高額で面倒  等々

 

一言で言うと『面倒くさい』ではないでしょうか。

 

    

織の着物でよりカジュアルに 気軽に

 

多くの物が手軽に時間的にも経済的にもコストを掛けずに

手にする事が出来る現代にお置いてこの『面倒くさい』は

相当高いハードルです。

 

だからこそ敢えて言いたいのです。

時間と手間をかけないと手に入れられない事もあるのだと。

 

特にご自身で着物が着れ 帯が締められるようになるには

手間暇が必要ですしめげないメンタルも必要です。

 

それでもその後に訪れる『着物のある暮らし』は

掛けた時間と手間に応えてくれます。

 

着物でしか味わえない豊かな時間があなたを待っています。

 

そして着物が高額と言うのも大きな理由です。

 

着物のある暮らしを始めるのは相当ハードルが高いと思われます。

それでも リサイクル着物にヤフオクやメルカリ

コストを抑えて着物を始めるにはいい時代です。

 

お母さんに義母さん親戚の叔母さん 

着物を譲って頂ける方は近くにいらっしゃいませんか

 

以前に染められたもの織られた物は当然経年劣化も

大なり小なりあります。

 

しかし今ではもう作られていない様な着物や帯を

着る事が出来る事もあるかもしれません。

 

なんと言ってもコストが格段に低く抑えられます。

 

経済的に余裕のある方は是非京呉服すずきOnlineShopで

お買い物下さい。

 

よろしくお願いいたします。