京呉服すずきのひな祭り

 

三連休を利用してお雛様を飾りました。

新しい雛人形が増えたわけでもありません。

何時もと変わらぬ雛飾りになります。

 

何時もと変わりなく毎年同じように

季節の行事が出来る事。

その事への感謝の気持ちをあらためて感じます。

本当に有り難い事だと再認識しました。

 

今週はに入って春を思わせる暖かな日が続いています。

今日も朝から雨が降っていたようですが気温は17℃と暖かです。

 

 

母の5段飾りのお雛様。

今から80年以上前 昭和11年ころの物です。

小物がいつのまにかなくなっており3人官女も5人囃子も

手には何も持っていません。

隣には姪っ子のお祖母様手作りのさげもん飾り。

古布を使った落ち着いたシックな飾りです。

孫を思う気持ちには本当に感動します。

古びてきてはいますがまだまだ鑑賞に堪えられるのでは

ないかと思います。

 

ひな祭りとは直接は関係ありませんが

私共の家の色打掛です。

私や私の兄妹の結婚披露宴で使った物です。

男物の紋付袴もあります。

お使いになりたい方はお問合せ下さい。

 

今から29年前 私の娘の雛人形です。

立雛の親王飾り。

当時マンション住まいの私たちの為に

出し入れも簡単に出来るので毎年欠かさず飾ってこれました。

今から23年前 姪っ子の雛人形。

京都の大橋弌峰さんに粋私が選んできました。

落ち湯いた色合いが他ではあまり見ない感じで

気に入っています。

真ん中のケースの雛人形が60前の

妹のお雛様です。

当時の狭い家ではこれが精一杯だったのでしょう。

三月の春分の日前後までは飾っています。

お近くにお越しの際は足を伸ばして

是非ご覧ください。