AIの限界と利用上の注意点。
日々僕は生成AIを使っていて、
コイツ、本当に優秀やな。
と思うことがしばしばあり、
僕の生活はもう、彼抜きには考えがたい。
一方、
こんな優秀な彼だが妙なところもある。
先日、僕はこんな質問をした。
日本で推進されているSDGsなる運動は
無意味ではないか?と尋ねてみたのだが・・・。
彼は頑なにコレを認めようとはしなかった。
僕は「エコロジー」というものは、
一つの形而上学的宗教のようなものだと感じており、
これを数理的に押し進めていくことは、
「好み以上の意味」はないだろうと思う。
命題1
日本の人口はおよそ1億人、今後もっと減っていく。
命題2
インドの人口は20億人おり、さらに増加している。
命題3
最終的な人口予想ピーク(2080年台)十傑は、
アフリカとインド、ぎり中共といった感じであり、
その時に日本の占める割合なんて、1%もない。
経済成長に伴ってこれらの国々のエネルギー消費量は
飛躍的に上昇する。
一度でもインドを旅行したことのある者ならば、
彼らがカーストの維持より、
エコロジーを優先することなどないことは。
火を見るよりも明らかである。
屋台店の食器は基本的に皆、使い捨てである。
(下位カーストとの接触を避けるため)
陶器はプラよりエコみたいな詭弁を述べていたが
そんなわけがない。
・・・こんな奴らが山ほどいる星で、
たった1%しかいないような僕らが、
SDGsなる運動を完全にやり遂げても、
結果は極めて限定的である。
代わりにエネルギーコストの増大は、
国民の福祉に致命的な影響を与えるのではないか?
という問いをしたのだが、
彼は絶対に認めようとはしなかった。
彼の結論は、
SDGsは正しいアプローチである。
だから、正しいからやるべきである。
というトートロジー(同義反復)・・・。
どのように具体的に正しいのか?
(電気代が天井知らずで上がっている
状況をみようとはしない💢)
所謂、論点先取である。
人間が設計した「物」である以上、
設計者が禁止している回答は基本的になされない。
これと同様の事象は、
通貨や財源論などのテーマでも見られた。
全く意味のないトートロジー
(財務省がやってる奴)を繰り返された。
過度のインフレが在りうるから、
消費税は適正!!
デフレ下でもインフレの抑制の効果をもたせる必要がある。
通貨発行権のある国においても、
財源は絶対に必要である。
みたいな話を延々していた・・・。
政府紙幣の発行でインフレにはならない。
という事実は絶対に認めなかった。
Y=C+I+G+(X-M)
政府がGで支出すると、Yが支出額以上に増える。
(波及効果と限界消費性向による)
通貨発行量はたしかに増えるが、
それを上回って、買えるものが増えるから、
政府支出では構造的に
(供給力を超えない限りは)インフレにはならない。
デフレとインフレは同時に進行しない。
という、ごく当たり前の原理を絶対に認めなかった。
常に「可能性」という言葉の定義を
「可能な限り最大化」しているという印象。
隕石が落ちて日本が消滅したらインフレになる!
みたいなのと基本同じ😁。
ここから導き出されることは、
センシティブな話題には、
政治が介在していること。
設計者の意図が反映されるような話題では、
正確な情報を得ることは難しいということである。
ものすごく便利ではある一方、
ものすごく制限もされている。
AIの限界と利用上の注意点。